磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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風しもの村-チェルノブイリ・スケッチ 貝原浩画文集-

2010年09月14日 | 読書日記など
『風しもの村-チェルノブイリ・スケッチ 貝原浩画文集-』
  貝原浩・著/パロル舎2010年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「馬を飼い、鶏を育て、豚をさばき、自分で仕切る生活をだれが取り上げることができようか
チェルノブイリの悲しいドラマ、そこに生きる人びとの息遣い……
データや言葉では表しきれない「風しもの村」の真実を、
やさしく、あざやかに、そして忠実に描いた絵描きがいた。
-略-」



サマショールなどのいろいろな人が描かれています。

作者の健康大丈夫かな? と思ってみていた……。

『風しものね真実』柳田邦男・著
--作者と柳田のことが書かれてあります。

作者の死。下「」引用。

「そして突然、伊勢英子から貝原さんの訃報を聞いた。二○○五年六月三○日逝去。がんだったとのこと。」

原子力推進者? の柳田は書く。
原子力まで……。下「」引用。

「このチェルノブイリ・スケッチ絵巻とも言うべきスケッチ作品集は、原子力にまで手をつけてしまった現代文明のあり方に対するアンチテーゼと言えるが、しかしそれは単なる悲惨さだけの提示ではない。・放射能汚染という終末状況に投げこまれても、「小さな単位の小さな暮しの営み」によって、再生の道を探り生き切ろうとする、土に生きる人間への讃歌なのだと、私は受け止めた。そういう作品を描き出した貝原さんの意図の根底にあるものは、人間への、とりわけ庶民への、限りない愛しさであろう。」

チェルノブイリ大事故のようなことがあっても、強く生きろってか? それが愛かよ? それがノンフィクションが果す役割かよ? 若い子にはそんことを言われないでしょうかね?

目次

奇妙な構図が見えないですか?……。

メジャーな作家は、大げさに書いて、被害を小さく描いていた原爆作品を思い出した……。

--もちろん、この絵をかいた作者とは関わりのないことだと思いますが……。

この作者は努力されたとボクは思います……。

問題視するなら、問題を見つめるべきですね……。

作者は問題視するとは書いておらないですよね。











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