週刊現代 ２０１２－２－１１

『週刊現代　２０１２－２－１１』
　　　鈴木章一・編/講談社2012年

特集名　Ｍ８Ｍ９大地震私はこう考える



「元・読売新聞　清武氏はなぜ“ナベツネ体制”に一人刃向かったのか」魚住昭。下「」引用。
「－略－「清武さんが現場指揮した第一勧銀の総会屋への利益供与事件では、宮崎邦次元会長が自殺しましたよね。あなたが書いた『会長はなぜ自殺したか』（読売新聞社会部著・新潮社刊）を読むと宮崎元会長の自殺が根深いところであなたの今回の行動を規定しているような気がする。第一勧銀のコンプライアンス違反を徹底的に暴いた自分が、いざ巨人軍で同じようなコンプライアンス違反に手を染める。それがどうして我慢できなかったのではないですか」
　と私は聞いた。清武さんは下を向いてポツリと言った。
「宮崎会長だけじゃない。第一勧銀に続く大蔵省の接待汚職や利益要求で新井将敬議員など計6人の自殺者がでているんです」
　清武さんはやはり私が想像した通りの人だった。誰もがナベツネ体制に屈服していく中でこんな気骨のある記者が残っていたのだ。それを目の当りにして救われたような気がした。」

宮崎邦次旧第一勧業銀行会長の自殺から10年

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「ぶち抜き大特集　引っ越しますか？　「確率7割」もう避けられない　東京直下型大地震」








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