磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ブックレットくらしの科学4 原発事故-その時あなたはどうするか!? 緊急対策マニュアル-

2008年05月13日 | 読書日記など
『ブックレットくらしの科学4 原発事故-その時あなたはどうするか!? 緊急対策マニュアル-』
   日本科学者会議福岡支部核問題研究委員会・編/合同出版1989年

防災というのは、やはり起こると仮定しないと始らないですね。下「」引用。

「本書が原子力発電に対するいたずらな不安をあおるものであるという批判が起こるかもしれません。しかし、わたしちは、国民に原子力発電にともなう危険を正確に知らせず、しかも、万一の事故の場合の対策を示さないことは許されないことだと考え、本書を発行することにしました。行政当局が自ら原発事故に対する緊急対策の手引きを作成し、関係住民に配布しているアメリカ合衆国の例にみならうべきです。」




原子力安全委員会「原子力発電所等周辺の防災対策について」で。
--「原子力発電所等を中心とする半径八~一○キロメートルの距離をめやすとする」

--しかし、チェルノブイリ事故では半径三○キロメートル以内の住民約一三万五○○○人が避難。
事故の程度によって、数百キロメートルでも危険!


また、対処する行政組織もタテ割りで防災体制も不備のままだという。

ガイガーカウンターも必需品になるだろう……。下「」引用。

「安いものでもガイガーカウンターが約八万円、被ばく線量計が約四万円します。」

ヤフーのオークションでは、ガイガーカウンターが1万円代があるようだ。

しかし、きちんと動くのだろうか? よくわからない……。

近距離と中距離で分けられていた。項目としては以下のようにあった。

1 近距離地域……原子力発電所から約五キロメートル以内--風向きや風速によらず避難が必要な危険地域。

●退避する際の心得 
●放射能に汚染した際の緊急措置


2 中距離地域--原子力発電所から約五~一○○キロメートル--風向きや風速によっては危険になる地域

●屋内退避の際の心得



有効な防災対策はないという感じがした。
--少しでも、被害を受けないようにしようという感じがしました。

病気になれば、小さな差も非常に大きいと理解できるかと思います。

防災のことを書いたからといって賛成派でなはいという。
現に動いているのだから、防災は必要というのは、理解できる……。

原発がなかったら、このような心配もしなくてすむものですね。











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