アカネさんシリーズ001 恋のタイムマシーン 103長屋の世界は今ではユートピア! 「馬鹿なんだから、ほら、一列全部とられちゃったわよ」 「本当、この人、お馬鹿さんなのよ! オホホホ!」 「チキショウ。もう一番!」 「そこじゃ、駄目よ!」 「小一郎に教えたら、いけないわよ」 茜はいった。 「そうか。ここに打ったら、後で取られるというわけだ」 「そうよ」 外野はどうやら、小一郎のファンのおばあさんたちみたいだ。 茜、形勢不利かしら! でも。 「また、勝った!」 「もう、一番!」 「学校はどうするの?」 「あっ、そうだった」 小一郎は走っていった。 小一郎の先輩がきて。 「落語の世界は今ではユートピアのようですね。ゲームもテレビ・ゲームとか一人きりで寂しくやるものが増えていますね。長屋のご隠居なんて、いい生活をしていたものですね。子どもたちも老人とかかわって、学校では教えられない知恵や、人生を習うことになるのです。本当、閉鎖社会の極みが老人ホームです。ですから、私は意地でも活動理論なんです!」
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