磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

ほるぷ平和漫画シリーズ7 またあう日まで

2007年02月12日 | 読書日記など
『ほるぷ平和漫画シリーズ7 またあう日まで』
    鈴原研一郎(作・画)/ほるぷ出版1983年、1986年3刷

あるイデオロギーの男たちが、メロドラマとけなします。
でも、その同じイデオロギーに関係する方でも女性は、非難されている方を私はいまだ知りません……。

この本はメロドラマを見る予備軍をそだてるという少女漫画です。



長田新が、それでは平和は来ないといわれましたが……。
それはモットーの違うようなもので、相手の息の根をとめようとするようなことはされていませんでした。

たしかに強く訴えることも大切かもしれません。
でも、強く訴えたところで、相手に受け入れてもらえないと、相手は理解できないようです。

日本は被害者の国でもあり、加害者の国でもありますね。
日本が被害を与えた国の方たちが、非難を強くされたら、気の弱いボクなどはチャンネルをかえていました……。

そんなこともありえるかもと思います……。
最近のニュースでも、原爆をアメリカの人に理解していただくために、真珠湾をもりこんだという映画監督の話がありました。

真珠湾などがあったとしても、核兵器は平和のための兵器ではなく、人類の自殺兵器だということを理解されないと困ったことになりますね。

彼らにも影響することであることも事実なのですが……。

原爆は過去にこだわる問題というよりも、現在と未来にかかわる問題だということを理解してもらいたいものです。

この本には、五作品掲載されています。

1.またあう日まで
2.炎のサンゴ礁
3.ああ広島に花さけど
4.ママの日記帳
5.勇気ある怒り

「1.またあう日まで」は宝塚の歌劇団の生徒が主人公の話です。

「2.炎のサンゴ礁」は、沖縄戦の話。

「3.ああ広島に花さけど」は、被爆二世を主人公にした漫画。

「4.ママの日記帳」も、原爆をテーマにしています。被爆して障害をもっておられる母……。

「5.勇気ある怒り」ナチス・ドイツのユダヤ人に対するホロコーストです。登場人物に日本人医師がいます。


こんな漫画を読んでいるのですから、女性の方が頭がよくなるのは当然かもしれません……。


私は京都に住んでいるころ、『心の灯』というカトリックのラジオ放送をよくきいたものです。

「ココロに愛がなければ相手の胸に響かない」聖パウロのことばです。

この言葉は本当だろうと思います。

でも、現代社会は心よりも、フトコロで動く人たちが多いと思います。
イデオロギーなんて、魔法の杖のように、適当につかわれている方たもいますが、彼らは見事に利権を守られている方たちでもありますね。

魔法の一つ、
労働者であって、資本をももっている人たち……。
それ、資本家でしょう……。





もくじ

index





エンタメ@BlogRanking



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。