図解版 なぜ、占い師は信用されるのか？

『図解版　なぜ、占い師は信用されるのか？』
　　　石井裕之・著/フォレスト出版株式会社2006年

図解版なので、わかりやすいかもしれません。
この方のメルマガもあるようです。
ホームページに申し込みするところがあります。



この本を読むにあたっても、社会人としても、このことは大切ですね。下「」引用。
「私は、石井先生がいつも口を酸っぱくして言っていたことを思い出しました。
「人を騙すなんて技術さえ知っていれば、誰にだってできるんだよ。だから、悪いことをすることは簡単なんだよ。僕らはもっと高いところを目指さなきゃいけない。人をハッピーにしてあげることのほうが、ずっと難しいんだ。僕らは、人を幸せにしてあげることにこそ、技術を磨かなくちゃいけないんだよ」


どうも、この方の本を読んでいて、むかし読んだ記事を思い出しました。

デートコースに『ピア』だったかの雑誌を利用した彼氏は、その場では受けたが、ネタがばれて失恋したという。

テクニックじゃないんだよね……。ようは心なんだと……。と書かれてありました。

心があってのテクニックでしょうね。

今回もやはり、いろいろな意味で興味深いことが書かれてありました。

あのインチキ・カリスマ占い師がどうして、あんなふうにしているかがです。

当たらないのに、当たるとばかり宣伝する……。

それでも、ひっかかる人たちが多いのにあきれます。

でも、テクニックとしてあるようです。

その前提として記憶は作られるという。

なるほど、その通りですね。

昔、人間の脳の内には100%の記憶が残っているといった催眠療法の人がいました。
そして、催眠術をつかって、自白させる……。

でも、それはどうやら嘘だったそうで、催眠術によって記憶をつくっていたそうです。

これをまさにやっているわけです。

「8割ミスしても人の記憶はあいまいなので、
2割インパクトのあることを経験させれば、
　　　　　　↓
いくらでも都合のいいように加工できる」

と著者は書いています。

騙されないように……。



でも、楽しいことが二割の人生でも、
その二割を大切にしたいものですね。
人を騙すのではなく……。

設定によってはブラックジョークにも
なりそうなものもありました……。(-_-;)