磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

ヒロシマ50年 リレーインタビュー米の18人

2006年08月26日 | 読書日記など
『ヒロシマ50年 リレーインタビュー米の18人
   核時代 昨日・今日・明日』
    中国新聞社・編/中国新聞社1995年

核兵器開発をした物理学者から、
「サダコ」ストーリーを書かれた作家まで、
いろんな方のインタビューです。



・エドワード・テラー氏(物理学者)
・バートン・バーンスタイン氏(歴史学者)
・マーティン・シャーウィン氏(歴史学者)
・ハーバート・ヨーク氏(物理学者)
・ガー・アルペロヴィッツ氏(政治・歴史学者)
・スチュアート・ユダル氏(元内務長官)
・ライナス・ポーリング氏(物理・化学者)
・マクジョージ・バンディ氏(元大統領特別補佐官)
・カブリエル・コルコ氏(歴史学者)
・エレノア・コア氏(児童文学者)
・カール・モーガン氏(保健物理学者)
・ブルース・カミングス(歴史・政治学者)
・ダニエル・エルズバーグ氏(元国防総省職員)
・デービッド・ウェルチ氏(政治学者)
・ロバート・マクナマラ氏(元国防長官)
・フィリップ・モーリスン氏(物理・天文学者」
・ジョン・ゴフマン氏(化学・医学者)
・バーナド・ラウン氏(IPPNW名誉会長)
 の方のインタビューです。

エドワード・テラーという人の言うことはボクは理解できませんでした。

そして、彼は一人の人間として考えることができない人物です。下「」引用。

「科学者の立場からすれば、間違った結果を招く可能性があるからと知識を求めるのを止めるのは間違っている。何ごとも間違った結果を招く可能性はあるのだ。科学者の責任は知ることにある。政治家の責任が国民の意思に沿って政策を決定し、あなたの責任が人々に情報を提供することであるように。」

開発しておいて、それが知識の探求であったというのには、理解に苦しみます。

ライナス・ポーリングは、ノーベル平和賞受賞。
1950年代に吹き荒れたマッカーシズムの弾圧が強かったからでしょうか。

エドワード・テラーのことを彼はこう語ったという。下「」引用。

「そうだ。そして水爆を開発したエドワード・テラー博士らは、その後「クリーンな爆弾」を口にし始めた。「クリーンな爆弾を造れる可能性があるのに、実験を中止してそれはできなくなる」と。核開発を続けるために、彼らはどんな理屈でも考えついた。」

そして、多くの人がヒバクしたという。

ジョン・ゴフマン氏は放射線障害はよく分からなかったという。

いきなり原爆で生まれたものではないのに、どういうことを話されているのか理解できない。

しかし、「プルトニウムの毒性」はわかっていたようです。







目 次







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。