磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

神さまはせいたかのっぽ

2007年06月15日 | 読書日記など
『神さまはせいたかのっぽ』
   竹田まゆみ・作/福田岩緒・作/偕成社1987年

どうも時代が殺伐としてくると、児童文学に対する感想もかわってくるようです……。



見ず知らずの人と、主人公の女の子は話しかけます。

「おいおい、そんな気安く知らない人と仲良くしていいのかい?」

誘拐などというのは、ボクの子ども時代にもあったことです。

この物語を読んで、楽しくなった子どもが……。

現実には寂しくって、この話をとても喜んだ読者の女の子。

その女の子が、ひどい犯罪者の餌食にならないか心配です。

せちがらい世の中ですので、学校の先生たちが、「見ず知らずの人に話しかけられても……」などということを注意されますが、それも仕方がないように思っています。

素敵な作品というよりも、心配になりました。

作者の意図されたことではないとも思います。

このインターネットの世界もそうですが、つまらない悪戯などをする人がいなかったら、もっと自由で楽しいだろうに……と思うことがよくあります。

ハッカーなんて、そんな技量があったら、いくらでも他で社会貢献できそうなのにと、機械音痴のボクは思います……。











index

もくじ





エンタメ@BlogRanking



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。