磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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沖縄の記憶/日本の歴史

2009年10月27日 | 読書日記など
『沖縄の記憶/日本の歴史』
   上村忠男・編/未来社2002年

ヒロシマでも、いわゆる文化人が書いたものは、あまり意味がないように思える……。
--平和にたいしてはだけど……。



結局、自らが立つ位置も考えず、戦争をなくそうというのは無理ではないか?

--「戦争は究極の差別」


ヤポネシアについて書かれてあった。

差別的であるとボクには思える。下「」引用。

「ひとり沖縄の《こころ》のみ、あるいはヒロシマ、ナガサキのひとびとだけであるか。
 ウチナー対ヤマトゥという図式が、ふたたび不用意によみがえっているのではないか。-略-」

ヒロシマでも、今の広島市長や長崎市長よりも、つくしてくれた外国人はいる……。
特に、投下国のアメリカにいるのではないか?

アメリカだからと差別するのはよくないと思う……。
しかし、ゼロサムゲームなら、それをしないと何の利益もないかもしれない……。

「平和の礎でのクリントン演説」沖縄サミット。下「」引用。

「-略-沖縄の平和のメッセージも世界に発進されたのだからサミットは成功だったという論調がある。それに対して、ダグラス・ラミス氏は、在沖米軍基地の存在意義をアピールしたクリントン大統領の「ゆがんだ平和のメッセージ」の方が比較にならないほどメディアに発進された点を指摘している。確かにメディアによって、クリントン演説やその前日に行われた嘉手納基地を人間の鎖で包囲した基地撤去の運動の方が世界に間違いなかろう。-略-」

大手マスコミのイメージとちがって、クリントンは平和の敵のように書かれてある本は、この本だけでなく、ボクが手にした本にはそのように書かれてある……。

ところで、これで歴史なのだろうか?

沖縄の庶民のものではないようにボクには思えた……。








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