磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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エコロジー神話の功罪-サルとして感じ、人として歩め-

2009年09月24日 | 読書日記など
『エコロジー神話の功罪-サルとして感じ、人として歩め-』
   槌田敦・著/ほたる出版1998年

この本は古い本ですね……。
--しかし、この学者の先見のなさは、今ではよく理解できます。
ロッキーマウンテン研究所創立者エイモリー・ロビンス氏とは大きく異なりますね。
--だけど、原子力推進派は先見というより、現状も過去も理解していませんね。
それで、未来を語る資格があるのでしょうか?



リサイクル失敗。
--リサイクルのむずかしさも書いている。
その部分はよい指摘だと思えるが……。

--太陽発電
【ドイツで打ち切り】といっても、原発のことではなく太陽電池だという。
しかし、太陽電池は進歩した……。
原発よりも環境にいいだろうし、問題も原発よりは少ないだろう……。

「◆風力発電--やはり文明のお遊び」
【プロペラは凶器にもなり得る】
--ずいぶん、進歩したものですね。

【原発推進に利用された『学説』】=炭酸ガスによりる温暖化。下「」引用。

「この『学説』に、原子力の推進者が跳びつきました。電力の過半を原発で得ているフランスやスウェーデンのような国の政府の支持を得手、「炭酸ガスを出さない原発」という宣伝に使われ、世界中に急速に広まっていきました。-略-」

【どこかに消えた石油30年枯渇説】 下「」引用。

「最近では、すっかり鳴りをひそめましたが、今から30年前の1960年代に、石油は30然で枯渇する。したがって、原子力開発を推し進めるべきだという説が新聞紙面をにぎわせていました。エネルギー専門家たちが口をひろえてそう発言していました。
 そのころ、気象学者は、地球寒冷化説を唱えていました。地球は寒くなるのに石油は枯渇する。そこでえ、エネルギーの専門家は子孫を凍えさせないために原子力発電を急げと脅しました。-略-」

世紀がかわっても、この手をつかうエネルギー産業界。
そして、それと組み、平気でウソをつたえた大手マスコミ。

十年前から少しも進歩してない、原子力推進、大本営マスコミ。
--そして電気料金はアメリカの2~3倍だという……。











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