磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

別冊サイエンス 核戦争と医学

2007年02月23日 | 読書日記など
『別冊サイエンス 核戦争と医学』
   核戦争防止国際医師会・編/日経サイエンス社1983年

大量虐殺兵器も自分たちの手にあれば、正義の兵器……。あきれた政治家、それを支え、大量虐殺兵器を研究する悪魔のような科学者たち……。その反対の動きをされている方々の本と信じたいです……。



ロシアの学者たちも努力されているのでしょうか……。昔のソ連の科学者でも努力されている方もおられたようです。下「」引用。

「多くの専門家、医師、物理学者は、現実的にこの危険(核戦争)を査定している。ほかならぬ人類の生命への脅威が、日々の生活に差し追っている現在、われわれは無為に時を過ごすことはできないと知っている。しかし、大衆は当然ながら、そのような戦争が招く恐怖を十分に理解してはいない。それゆえ、われわれの活動の意義は、とくに核戦争の悲惨な結末の真の姿を、人びとに伝えることにある。

ユージン I. チャゾフ
1981年4月10日
プラウダ紙のインタビューに答えて」


当時よりも核保有国も増えました。環境問題などどこ吹く風……。


アインシュタインの言葉も書かれてありました。下「」引用。

「この宇宙の基本的な力は、時代遅れの狭い国家主義の概念に合うはずがない。というのは、全世界の人びとの喚起された理解と強い主張なしでは、秘密は、防衛も、支配の可能性もないからである。

アルバート・アインシュタイン
原子力科学者緊急委員会議長として
1947年1月22日」


スパイのようにイラクに行かれたブッシュ大統領。あなたのことを遠い昔の方が書かれています。下「」引用。

「戦争にはほとんどいや気がさしている。戦争の栄光などまったくのたわごとにすぎない。流血を求め、復讐と荒廃を求めて大声で叫んでいるのは、鉄砲をうったこともなければ負傷者の悲鳴を聞いたこともない奴等だ。

南北戦争時の北軍将軍
ウィリアムT.シャーマン
1879年6月19日」


ブッシュ大統領はベトナム戦争のときには、内地におられたようですね。

日本の中曽根元総理は原爆が落されたとき、四国の料亭におられたそうです。

小泉元総理の場合、イラクに一度も行かれなかったと思います。




科学者の方たち、法王の言葉です。下「」引用。

「科学と技術は、それが人間と人間性に奉仕することによって正当化される。

ローマ法王
ヨハネ・パウロII世
1983年2月、国連大学・広島市主催講演会にて」



人間を犠牲にして……。
命をとり、健康を奪い、環境を破壊し続ける科学者たち……。
よくよく考えてください……。

長崎大学関係の市丸道人さんが「1945年8月9日−−被爆医学生の手記」という文章をよせられています。





目 次





エンタメ@BlogRanking



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。