磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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龍馬永遠の許嫁 中公文庫 も30-1

2010年08月21日 | 読書日記など
『龍馬永遠の許嫁 中公文庫 も30-1』
   森真沙子・著/中央公論新社2010年

千葉佐那を主人公にした小説といいと思います。



『才女』という小学唱歌が放課後の中庭に流れていた……。




ベストセラー『汗血千里駒』 下「」引用。

「それは一昨年から、土佐の「土陽新聞」に連載された、実伝挿絵小説である。」

雑誌で、特集を組むので、佐那のところに……。

江戸娘の佐那。下「」引用。

「娘時代は、器量に恵まれて腕っぷしは強く、諸芸にも秀でて、向かうところ敵なしのちゃきちゃきの江戸娘だった。」

伊藤博文は歌子の愛人……。

龍馬暗殺の場面でこんな台詞があった……。下「」引用。

「「二人とも血まみれでどろどろじゃ、どちらがどうかははっきり分かりませんが、ご両人に間違いない、早く行って下され」」

龍馬暗殺のとき、さまざまな噂があったという。

海援隊、尋常でなはない若者たち……。下「」引用。

「中島と、陸奥陽之助は、その代表みたいなもんでしょうな。
 陸奥は気難しくて、協調性がないため、仲間から嫌われておったようで、文才があったきに、坂本さんの片腕みたいなもんでした。
 そうそう、社会思想家の中江兆民も、龍馬に憧れ、あのころの一時期、海援隊宿舎に居候しておったそうですよ。
 まあ、しかし……明治になって、坂本さんの精神を深く受け継いだのは、この中島作太郎じゃないかと思いますよ。」

暗殺の下手人と名乗る、明治の初期にずいぶんいたという……。

乃木と対立、罷免された下田歌子。下「」引用。

「華族女学校は明治三十九年に、学習院と統合され、下田歌子は女子部長に就任した。
 だが学習院長乃木希典と方針をめぐって対立し、翌年、罷免される。
 その後、実践女子学園、純真女子学園を設立し、その生涯を女子教育に捧げた。-略-」








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