磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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生きものの水辺 水辺の環境学3

2005年12月26日 | 読書日記など
『生きものの水辺 水辺の環境学3』
     桜井善雄・/新日本出版社1998年

月刊誌『水』に連載した「水の風景」を本にされたものです。




日本を代表する天然記念物であるトキがいなくなったのは、
強力な農薬がトキの餌になる生き物を絶滅させたからだそうです。

上の表紙をみてください。1960年兵庫県豊岡市で撮影されたものです。
コウノトリがたくさんいますよね。
今では見られなくなったそうです。
「コウノトリの郷公園」があるそうです。


ダムの工事現場に環境アドバイザーがおられて、有用な仕事をされているそうです。
これには工事に関わる人たちの連携がかかせないでしょうね。

人間の餌づけで生態系がおかしくなってきていることが書かれてあります。
なるほどと思いました。人間の食べ物を野生動物に与えたら、遺伝子を傷つけもする。
そのような食物を人類はとっているともいえますね。

「キャッチ&リリース」はやさしさではなく、
魚類にとっては迷惑なことであり、傷つけられ、
その後に感染症にかかったりしているらしい。

この本でも、環境先進国ドイツのことで多くのページがさいて
ありました。『バイエルン州自然保護法』というものがあり、環境保全につとめているらしい。




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