磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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427 区役所推薦!! 老人を食いものにする

2009年02月05日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


九、タイム・ゼイ・ワラ・チェンジング……




427 区役所推薦!!
老人を食いものにする


--さすが先輩だ。たぶん、あの先輩だと思う……。

人が仕合わせになるのは、勝ち負けなんて、そんな単純なものではないんだ。

男尊女卑とか女尊男卑とか……。

そんな下らないことに左右されない関係。

そういう人間関係は素晴らしいと思うんだ。

勝ち負けだけで、他者のことなんて考えない。

数値万能主義の政治家、お役所、学者……。

こんな世の中にしたのに、いまだに、改めない。

実質が大切だというのに……。

数値万能主義である彼らは、数値があっていればいいと詐欺師の手法をする。

どうして、こんなに嘘が上手なんだろう……。

そして、多くの人はそれに何の疑問も感じないのだろうか……。

--原発のことも、よく平気でいられるものだと思う。

一円でも安いスーパーへと自転車をこいで行く主婦。

電気代も、税金も、これでたくさん取られているというのに……。

アメリカより、どうして電気代が2~3倍だなんて、考えないのだろうか?

--水道は田舎が高いという。水道管をひくのに、距離があるのでお金がかかるという。

それからいっても、日本は人口過密が高い、アメリカより安くてもいいんじゃないか?

--道路にしても、道路が大切ならば、アメリカのゼネコンに頼めば3分の1で作れるという。

もう、日本に道路はいらないくらいになっていただろう。

政治家がかかわると、何でも高くなるものだ……。パチンコもそうだったらしいよ……。

裏でどうなっているか? それを調べないマスコミ。

--介護保険になれば、福祉は選択できるといった政治家。

現場では、数もたりないし、団塊の世代の高齢化をむかえ、そんなことは夢物語りといわれていた……。

そして消費税を福祉のためにと、3パーセントから5パーセントにあげたこともあったそうだ。

だけど、金子勝さんがいうように、「保険あって介護なし」という時代に。

お金がない人は介護を受けられない……。

考えてみればわかることだけど、お金の計算をする人ばかり増やして、その介護の質が上ると思っているのか?

病院でも、お金関係の事務員は異常に増え、看護師や医師は減っている。

これを悪政といわずして、何を悪政というのだろう……。

--そして、区役所で説明された、介護施設に入ったら、風呂にも入れてもらえないし、狭いところに、ぎゅうぎゅう詰めにされたという。

連絡もとれず、大変困ったという。

アパートをひきはらって、区役所の推薦だから、入ったのに……。

民営化されたら、よくなるという民営化神話!

その施設はケア・マネジャーの会社も経営して、そんな詐欺を平気で行っていた……。

数値さえあわせれば、それでいいという、内容をみもしない政治……。

こんなことが続いている……。

--そして、有料老人ホームに大金を払ったが、その会社が破産。

財産もなく、生活保護をうけて暮らすハメになった老人。

--金、金、金で信用できない社会とは、所詮こんなもの……。

政府が、役所がオレオレ詐欺をしているようなことが、たくさんある……。











閑話休題

ためしてガッテンで、

インフルエンザ対策をやっていた。

高齢者の半分が、

高熱は出ないそうです。

また、2月18日は

『脳科学で振り込め詐欺を

撃退せよ!』

--だまされないために、見よう!











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