磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊文春 2011年4月21日号

2011年10月21日 | 読書日記など
『週刊文春 2011年4月21日号』
   島田真・編/文芸春秋2011年

特集名 東京電力レベル7「福島第一原発」の反乱



中曽根康弘「リーダーは、国難に正面から立ち向かい、勇猛果敢に体当たりして克服せよ」。
--非民主主義的手法で、原発を導入した張本人の中曽根であるが、福島原発事故は無視している。こんなことを無視できる神経が理解できない。それでも、政治家か!? ペテン師としか思えない。

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「計画停電の藤本副社長を直撃 大放言30分!
「役員辞められるなら みんな辞めちゃうよ」」下「」引用。

「いまや東電の会見でお馴染みの藤本副社長が小誌の直撃取材に日頃のウップンをブチまけた。誹謗中傷や心無い手紙には同情するが、彼の口から語られたのは、東電批判に対する不満ばかり。ここに現経営人の危機管理能力の欠如が象徴されているのではあるまいか。」

「現在の原子力担当は武藤副社長」

「清水社長 退任のXデー「イエスマン」を探す勝俣会長」

「福島原発を作った原子力のドン=豊田正敏元副社長」

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「私の「日本再生計画」」「「海に浮かぶ都」ヴェネツィアに学べ」塩野七生。下「」引用。

「精神論を唱えるのは被災された方々に失礼だと思うので、具体的な提案をします。-略-島と島の間をすべて埋め立てて広い平地を作ることもできたのに、なぜあのような街作りになったのか?
 私はその歴史を、土木建築の面から調べてみました。その結果わかったのは、街の中を櫛の歯のように通っている運河は、ゴンドラを通すためではなく、水を通すために存在していたということです。-略-島と島の間、干潟と干潟の間をわざと運河として残し、水の通り道にしてあるのです。-略-防波堤も、水が街へ向かわず「通り道」へ進むように、ところどころ切っておくべきですね。-略-
 地中海の干満た太平洋の津波を単純に並べて論じることはできないかもしれません。でも津波をかわすことは考えてもいい。-略-」

岡崎久彦「震度9にも耐えうる世界一の原発を開発せよ」。
--震度7までだったと思うけど……。口だけ勇ましいのに、あきれるばかり……。それに震度6だったというのに、津波ではなく地震でつぶれた福島第一原発……。

【モノクロ口絵】「福島原発事故で町に不安が漂う 大間原発それでも建設中」








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