『イラク戦争－元国連大量破壊兵器査察官スコット・リッターの証言 ブッシュ政権が隠したい事実－』
ウィリアム・リバーズ・ピット、
スコット・リッター（著）/
星川淳（訳）/合同出版2003年
原書名 Ｗａｒ ｏｎ Ｉｒａｑ
スコット・リッターーを検索して、驚いた。
帯に書かれてあります。下「」引用。
「イラク攻撃は前代未聞の愚行だ
アメリカ人元国連査察官が、ブッシュ政権の暴走に警鐘を鳴らす」
表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「スコット・リッター Scott Ritter
イラクの歴史と政治と潜在的兵力について世界一くわしい人物の一人。
1988年から90年まで旧ソ連の軍縮査察にたずさわり、90年の湾岸戦争では米海兵隊員としてイラクとサウジアラビアでミサイル探知などの特殊部隊任務を遂行。除隊後、91年から98年までUSCOM（国連大量破壊兵器廃棄特別委員会）の一員としてイラクで働く。2000年大統領選ではブッシュ陣営を応援した共和党員。」
名言……。下「」引用。
「世界はいかにして支配され、戦争へ導かれるか。まず外交官連中がジャーナリストにウソをつき、そのウソが活字になると自分たちもそれを信じてしまうのだ。
－－カール・クラウス」
JFKの核兵器への思い……。下「」引用。
「こんにち、地球のすべての住人は、いずれこの星が居住に適さなくなってしまう可能性に思いをはせるべきだろう。老若男女あらゆる人が、核というダモクレスの剣の下で暮らしている。世にもか細い糸で吊るされたその剣は、事故が誤算か狂気により、いつ切れても不思議ではないのだ。
－－ジョン・F・ケネディ」
ブッシュをふくめた四人組。下「」引用。
「ブッシュ大統領の背後でイラク攻撃をけしかけているのは、ドナルド・ラムズフェルド国防長官、ポール・ウォルフォウィッツ副長官、リチャード・パールの三人だが、この四人組にとって、ことは単純明快だ。－略－」
「アメリカ製の怪物＝サダム・フセイン」
「イラン国王はアメリカの操り人形と成り果てた」
レーガン政権とフセイン。下「」引用。
「ニューヨークタイムズは二○○二年八月、レーガン政権時代にイラクへの軍事援助にたずさわった米軍高官の発言をくわしく報じた。－略－」
「「大量破壊兵器査察チーム」が創設される」1991年4月。
1998年、引き上げ。下「」引用。
「国連査察チームはイラクの生物・化学・核兵器計画のあらゆる部門をシラミ潰しにした。しかし一九九八年、当時のUNSCOMを率いるリチャード・バトラーが意図的に招いた危機によって、査察チームは引上げざるをえなくなった。－略－」
チェイニーの戯言。下「」引用。
「チェイニー（米）副大統領は、イラクは二年以内に核爆弾を製造できると明言しましたが、彼がわれわれの知らない秘密情報をつかんでいるのでないかぎり、まったくのたわごとにすぎません。」
チェイニーと直結するハリバートン社［軍需も多い世界最大手の石油サービス会社］が、湾岸戦争の経済制裁を破ってイラクに原油採掘設備を売った。
イラクの諜報機関はみずから世界中に秘密買い付け用の偽装会社があったという。
いまマスコミが盛んに騒いでいるような恐怖兵器に手を染めていたという証拠は皆無。
アルカイダとフセインの関係。下「」引用。
「イスラム原理主義者たちにとって、サダム・フセインは背教者であり、悪魔の化身」
アメリカ上院で証言したハディル・ハムザは核兵器設計、核開発計画全体の知恵袋ではなかったという。
－－ハムザの上司フセイン・カミールは、ハムザの決定的文書は偽物と指摘した。
リチャード・バトラー（UNSCOM委員長）。下「」引用。
「政治畑出身のオーストラリアの外交官で－略－国際原子力機関へのオーストラリア代表としてウィーンにいたこともあります。－略－」
重要な査察をCIAに丸投げしたリチャード・バトラー。下「」引用。
「－略－こうした査察の悪用はまったくの不正行為であり、私は口を酸っぱくして抗議しました。私が一九九八年にUNSCOMから辞任した主な理由の一つは、リチャード・バトラーがCIAとの不正常な関係を切ろうとしなかったことです。」
インターネットではブッシュ政権の暴走を抑えようと言論も沈黙していなかった。
核戦争だった湾岸戦争。下「」引用。
「長年、核軍縮に取り組んできた核政策研究所のヘレン・カルディコット女史は、これをもって「湾岸戦争は核戦争だった」と劣化ウラン弾の使用に強い警鐘を鳴らす。」
index
日本国民の血税。下「」引用。
「湾が戦争の戦費五○○○億ドルのうち一三○憶ドルを負担したわれわれ日本人は、大切な税金で他国を深刻な核被害をもたらしたことになる。－略－」
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目次
ウィリアム・リバーズ・ピット、
スコット・リッター（著）/
星川淳（訳）/合同出版2003年
原書名 Ｗａｒ ｏｎ Ｉｒａｑ
スコット・リッターーを検索して、驚いた。
帯に書かれてあります。下「」引用。
「イラク攻撃は前代未聞の愚行だ
アメリカ人元国連査察官が、ブッシュ政権の暴走に警鐘を鳴らす」
表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「スコット・リッター Scott Ritter
イラクの歴史と政治と潜在的兵力について世界一くわしい人物の一人。
1988年から90年まで旧ソ連の軍縮査察にたずさわり、90年の湾岸戦争では米海兵隊員としてイラクとサウジアラビアでミサイル探知などの特殊部隊任務を遂行。除隊後、91年から98年までUSCOM（国連大量破壊兵器廃棄特別委員会）の一員としてイラクで働く。2000年大統領選ではブッシュ陣営を応援した共和党員。」
名言……。下「」引用。
「世界はいかにして支配され、戦争へ導かれるか。まず外交官連中がジャーナリストにウソをつき、そのウソが活字になると自分たちもそれを信じてしまうのだ。
－－カール・クラウス」
JFKの核兵器への思い……。下「」引用。
「こんにち、地球のすべての住人は、いずれこの星が居住に適さなくなってしまう可能性に思いをはせるべきだろう。老若男女あらゆる人が、核というダモクレスの剣の下で暮らしている。世にもか細い糸で吊るされたその剣は、事故が誤算か狂気により、いつ切れても不思議ではないのだ。
－－ジョン・F・ケネディ」
ブッシュをふくめた四人組。下「」引用。
「ブッシュ大統領の背後でイラク攻撃をけしかけているのは、ドナルド・ラムズフェルド国防長官、ポール・ウォルフォウィッツ副長官、リチャード・パールの三人だが、この四人組にとって、ことは単純明快だ。－略－」
「アメリカ製の怪物＝サダム・フセイン」
「イラン国王はアメリカの操り人形と成り果てた」
レーガン政権とフセイン。下「」引用。
「ニューヨークタイムズは二○○二年八月、レーガン政権時代にイラクへの軍事援助にたずさわった米軍高官の発言をくわしく報じた。－略－」
「「大量破壊兵器査察チーム」が創設される」1991年4月。
1998年、引き上げ。下「」引用。
「国連査察チームはイラクの生物・化学・核兵器計画のあらゆる部門をシラミ潰しにした。しかし一九九八年、当時のUNSCOMを率いるリチャード・バトラーが意図的に招いた危機によって、査察チームは引上げざるをえなくなった。－略－」
チェイニーの戯言。下「」引用。
「チェイニー（米）副大統領は、イラクは二年以内に核爆弾を製造できると明言しましたが、彼がわれわれの知らない秘密情報をつかんでいるのでないかぎり、まったくのたわごとにすぎません。」
チェイニーと直結するハリバートン社［軍需も多い世界最大手の石油サービス会社］が、湾岸戦争の経済制裁を破ってイラクに原油採掘設備を売った。
イラクの諜報機関はみずから世界中に秘密買い付け用の偽装会社があったという。
いまマスコミが盛んに騒いでいるような恐怖兵器に手を染めていたという証拠は皆無。
アルカイダとフセインの関係。下「」引用。
「イスラム原理主義者たちにとって、サダム・フセインは背教者であり、悪魔の化身」
アメリカ上院で証言したハディル・ハムザは核兵器設計、核開発計画全体の知恵袋ではなかったという。
－－ハムザの上司フセイン・カミールは、ハムザの決定的文書は偽物と指摘した。
リチャード・バトラー（UNSCOM委員長）。下「」引用。
「政治畑出身のオーストラリアの外交官で－略－国際原子力機関へのオーストラリア代表としてウィーンにいたこともあります。－略－」
重要な査察をCIAに丸投げしたリチャード・バトラー。下「」引用。
「－略－こうした査察の悪用はまったくの不正行為であり、私は口を酸っぱくして抗議しました。私が一九九八年にUNSCOMから辞任した主な理由の一つは、リチャード・バトラーがCIAとの不正常な関係を切ろうとしなかったことです。」
インターネットではブッシュ政権の暴走を抑えようと言論も沈黙していなかった。
核戦争だった湾岸戦争。下「」引用。
「長年、核軍縮に取り組んできた核政策研究所のヘレン・カルディコット女史は、これをもって「湾岸戦争は核戦争だった」と劣化ウラン弾の使用に強い警鐘を鳴らす。」
index日本国民の血税。下「」引用。
「湾が戦争の戦費五○○○億ドルのうち一三○憶ドルを負担したわれわれ日本人は、大切な税金で他国を深刻な核被害をもたらしたことになる。－略－」
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