『いしぶみ
広島二仲一年生 全滅の記録』
広島テレビ放送・編/ポプラ社2005年
表紙の裏に書かれています。下「」引用。
「日本にも戦争の時代があって、こんな悲しい出来事がありました
広島の悲劇を二度とくりかえすことのないよう、原水爆兵器をみんななくしたい、
そして平和というものがどんなに大切なことかを、いつも考えたいのです。みなさんが大きくなったとき、そしてみなさんがお父さんやお母さんになったとき、もう一度、この本を読みかえしてみてください。」
疎開で広島のおじの所に来ていた大橋正和くん。
そこで、短い人生をとじます。
河本くんの日記にはいろいろなことが書かれています。
4月にツバメを見たことが書かれてあります。
また、その月には爆弾も。下「」引用。
「四月三十日(月)晴
はじめて広島市内へ爆弾が落ちた。ぼくは猿猴橋(えんこうばし)をわたる前であった。ギー、ドシンドシンとおそろしいひびきがしたかと思うと、黒煙がもうもうとあがった。ぼくはすぐ行ってみた、ものすごく燃えていた。」
しかし、そんななかでも、楽しみを求めている。
5月には、ヒヨコを買って帰ったという。
一瞬で1/3の生徒が亡くなられたという。
被爆し、川の中で浮きつ沈みつ、“海ゆかば”を合唱したそうです。
体格のことも書かれてありました。下「」引用。
「いまの子どもにくらべると、身長、体重とも、いまの小学五年生ぐらいしかいない、小さな中学生だったのです。」
悪政になると、いつの時代もどこの国でも同様になるようですね。
「谷口勲くんの時間割表」というのがあるそうです。
夏休みもない、それでも彼らはおちついて勉強できる日がくることを楽しみに、時間割をしっかり身につけていたそうです。
くわしくは、ここをクリックしてください。
この本について書かれてあります。下「」引用。
「この本は、文部省主催の昭和四十四(一九六九)年度芸術祭のテレビドラマ部門で、優秀賞を受賞した、広島テレビ放送制作の「碑」(いしぶみ)の草稿(そうこう)をもとにして書いたものです。
炎のメモワール
版違い
ポプラポケット文庫805-1
index
広島二仲一年生 全滅の記録』
広島テレビ放送・編/ポプラ社2005年
表紙の裏に書かれています。下「」引用。
「日本にも戦争の時代があって、こんな悲しい出来事がありました
広島の悲劇を二度とくりかえすことのないよう、原水爆兵器をみんななくしたい、
そして平和というものがどんなに大切なことかを、いつも考えたいのです。みなさんが大きくなったとき、そしてみなさんがお父さんやお母さんになったとき、もう一度、この本を読みかえしてみてください。」
疎開で広島のおじの所に来ていた大橋正和くん。
そこで、短い人生をとじます。
河本くんの日記にはいろいろなことが書かれています。
4月にツバメを見たことが書かれてあります。
また、その月には爆弾も。下「」引用。
「四月三十日(月)晴
はじめて広島市内へ爆弾が落ちた。ぼくは猿猴橋(えんこうばし)をわたる前であった。ギー、ドシンドシンとおそろしいひびきがしたかと思うと、黒煙がもうもうとあがった。ぼくはすぐ行ってみた、ものすごく燃えていた。」
しかし、そんななかでも、楽しみを求めている。
5月には、ヒヨコを買って帰ったという。
一瞬で1/3の生徒が亡くなられたという。
被爆し、川の中で浮きつ沈みつ、“海ゆかば”を合唱したそうです。
体格のことも書かれてありました。下「」引用。
「いまの子どもにくらべると、身長、体重とも、いまの小学五年生ぐらいしかいない、小さな中学生だったのです。」
悪政になると、いつの時代もどこの国でも同様になるようですね。
「谷口勲くんの時間割表」というのがあるそうです。
夏休みもない、それでも彼らはおちついて勉強できる日がくることを楽しみに、時間割をしっかり身につけていたそうです。
くわしくは、ここをクリックしてください。
この本について書かれてあります。下「」引用。
「この本は、文部省主催の昭和四十四(一九六九)年度芸術祭のテレビドラマ部門で、優秀賞を受賞した、広島テレビ放送制作の「碑」(いしぶみ)の草稿(そうこう)をもとにして書いたものです。
炎のメモワール
版違い
ポプラポケット文庫805-1
index