『面白いほどよくわかる 神道のすべて』
菅田正昭・著/日本文芸社h16年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/a0/ec39f5c152ec4a682e04839c0aa94fd2.jpg)
神道のすべてが、一冊の本におさまるわけがない。
まず、題名を見て思います。
でも、総論という感じではよい本と思いました。
エコロジーな宗教であると神道のことを思いますが、
この著者も神道をそのようにとらえています。
僕は吉田幼稚園という吉田神社の幼稚園に通いました。
西洋かぶれした神学者たちが、神道は
自然崇拝などといいますが、私はそう思いません。
人間は自然の一部です。
しみじみ日常で思わせていただきました。
自然との共生のここちよさ。
これが神道の自然を大切にするところで、
西洋人のように崇拝はしていません。
また、この著者も書いていますが、
天皇は現人神ですが、ほかにも現人神はおられたし、
われわれも神になれる、それが神道です。
織田信長が神になろうとしたのも、神道であって、
キリシタンとしてではありません。
神という定義も欧米人とは違うのです。
この本には漢字の意味がよく出てきます。
そうなのかーと勉強になります。
「食国」って読める人は少ないでしょうね。
僕はもちろん、読めなかったです。
日本のことで、「ヲスクニ」と読むらしいです。
新嘗祭などが科学的にも
すぐれたものだったというのは、
共感できるものです。
遺伝子操作の内容も知らずに、
聖書解釈上否定できないとした、
ヴァチカンの文化程度の低さとの違いを
強く感じます。
節分の鬼についても、各種の説があります。
しかし、この本の著者のは納得いくものでした。
鬼は昔は神様でしたが、仏教の渡来とともに、
鬼にされてしまったようです。
もくじ[その他]
菅田正昭・著/日本文芸社h16年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/a0/ec39f5c152ec4a682e04839c0aa94fd2.jpg)
神道のすべてが、一冊の本におさまるわけがない。
まず、題名を見て思います。
でも、総論という感じではよい本と思いました。
エコロジーな宗教であると神道のことを思いますが、
この著者も神道をそのようにとらえています。
僕は吉田幼稚園という吉田神社の幼稚園に通いました。
西洋かぶれした神学者たちが、神道は
自然崇拝などといいますが、私はそう思いません。
人間は自然の一部です。
しみじみ日常で思わせていただきました。
自然との共生のここちよさ。
これが神道の自然を大切にするところで、
西洋人のように崇拝はしていません。
また、この著者も書いていますが、
天皇は現人神ですが、ほかにも現人神はおられたし、
われわれも神になれる、それが神道です。
織田信長が神になろうとしたのも、神道であって、
キリシタンとしてではありません。
神という定義も欧米人とは違うのです。
この本には漢字の意味がよく出てきます。
そうなのかーと勉強になります。
「食国」って読める人は少ないでしょうね。
僕はもちろん、読めなかったです。
日本のことで、「ヲスクニ」と読むらしいです。
新嘗祭などが科学的にも
すぐれたものだったというのは、
共感できるものです。
遺伝子操作の内容も知らずに、
聖書解釈上否定できないとした、
ヴァチカンの文化程度の低さとの違いを
強く感じます。
節分の鬼についても、各種の説があります。
しかし、この本の著者のは納得いくものでした。
鬼は昔は神様でしたが、仏教の渡来とともに、
鬼にされてしまったようです。
もくじ[その他]
神道に限らず禅宗でも特別の読み方をしますね。
「漢字の勉強」やってて痛感します。
その願いからの、国の名前ですね。
「《食》をもって国を治めることがヲスクニ」
いい宗教だと思うんですけどね……。