磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

消えた十字架(ロザリオ) 被爆50周年祈念

2007年11月25日 | 読書日記など
『消えた十字架(ロザリオ) 被爆50周年祈念』
    碓井静照・著/ガリバープルダクツ1995年

十字架と書かれてありますが、キリスト教関連のことほとんど書かれてありませんでした。ゴルフから写真まで、雑多のことが書かれてありました。



アメリカ留学されたことも書かれてありました。

--消えた十字架というのは。
アメリカで診療していた時のこと。
--修道女が来られて、診療所で十字架を紛失。
それからしばらくして、胸にいつもの十字架。
……ハンドバックの内ポケットに入っていたという……。

こんな文章がありました。下「」引用。

「よく「日本人はイエスとノーがはっきりしない」と言われるが、それは“謙譲を美徳”とする私たちの国民性のゆえである。」

人の命がかかっていることまで、美徳で何も語らないというのなら恐れ入ります……。

著者は原爆体験のことはあまり書かれてありませんでした。下「」引用。

「八歳の時、私は爆心地から2.4kmの所で被爆した。恐ろしいというより、何が起ったのかしばらく分らなかった。
幸いにも家族全員、無事だったが、一つ間違えば、私も父も…。」

IPPNW(核戦争防止国際医師会議)の会員としての活躍。

チェルノブイリ原発事故の後、IPPNW日本支部代表団として訪問されたようです。

高齢化を見つめるなど文章や、ゴルフ、カメラなど趣味のことまで書かれてありました。

社会問題も一般に書かれてあることをなぞられただけのものにボクには思えました。

--この本には書かれてありませんが、アメリカの医療も日本の医療も目茶苦茶……。
よくもまあ、これまで放っておかれたものだと思う……。
そんなことはいっさい書かれてないように思えました……。
--1995年にもいろいろあっただろうに……。


語り継ぐ夏-Abolition2000をめざして-








Index





エンタメ@BlogRanking


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。