磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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戦争犯罪の構造-日本軍はなぜ民間人を殺したのか-

2009年01月14日 | 読書日記など
戦争犯罪の構造-日本軍はなぜ民間人を殺したのか-』
   田中利幸・編/大月書店2007年

構造とか、メカニズムにまで言及しているのか?
--ボクには理解できなかった……。
今のところ、わからないところも多い……。



■目次・主なものだけ■
第一章 日清戦争における日本軍の住民への加害 大谷正  3
第二章 抗日義兵闘争と膺懲的討伐 慎蒼宇  35
第三章 アムール州イヴァノフカ村の
     「過激派大討伐」(一九一九年) 原暉之  69
第四章 南京大虐殺事件 笠原十九司  109
第五章 中国雲南省にみる日本軍の
     住民虐殺(一九四二年~一九四五年) 伊香俊哉  143
第六章 シンガポール華僑虐殺 林博史  175
第七章 抑留者虐殺とその責任問題 田中利幸  207
第八章 占領地民衆に対する大本営
     の認識(一九三一年~一九四二年) 山田朗  239
結論 偽りの近代からくる不安を
     克服するために 野田正彰  267


研究成果であるという……。下「」引用。

「本書は、広島市立大学広島平和研究所の主催による研究プロジェクト「市民に対する軍暴力--比較史的研究」(二○○二年~二○○四年)の研究成果をまとめた報告書である。」

もくじ

慰安婦問題……。下「」引用。

「「慰安婦」問題が、その点で少々他のケースと異なっていたのは、現在もさまざまな戦争や軍基地周辺での頻繁に起きている。軍隊、軍人による性暴力という普遍性とも言える問題との関連性において女性グループが取り上げたために、非常に関心を一般市民の中に呼び起こしたことである。それだけになおさら、この問題を葬り去ろうとする政治家と歴史改竄グループからの激しい攻撃にされされたが、全般的に振り返って見れば、「アジア女性民衆法廷」を中心とする「慰安婦」問題をめぐる運動は、大衆教育という面では大きな影響を持ったものとなった。また日本政府も、「慰安婦」制度に政府と軍が直接関与していたことをもはや否定できず、それを公式見解としている。」

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ドイツ人の上申書の範囲は狭いとう。下「」引用。

「以上のベイツやラーベの推定概数は、南京近郊農村部の死者数は考慮されていない。彼らは南京大虐殺の発生地域を南京城内と城壁周辺の、本章でいう南京城区に限定して考えていたからである。現在の中国の公式見解も同様である。しかし、本章で縷々明らかにしてきたように、南京城内と南京近郊農村区を合わせて南京事件の発生地域とすべきなのである。」

もくじ

日本軍もそうだろうが……。

今もイスラエルはガザ攻撃で国際的問題となっている……。

このような行為はどこの国であろうが、認められることはできない!

それが平和主義だろう……。

その視点がまったく見られないのはなぜなのだろう?

--このようなことをしては、国際的に孤立しても当然のことだろう……。

どこの国であろうが、当たり前のことだろうとボクは思う。

それを無視して、自虐史観などとは、棚上げ論もいいところだとボクは思う……。

そういうことを支持する人たちは、平和といわれる時代でも、社会を崩壊へとむかわせるものだろうとも思う……。

都合のいいことばかり考えていては、当然の帰結では?










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