磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ヒロシマ・ナガサキ 岩波DVDブックPeace Archives』

2010年06月03日 | 読書日記など
『ヒロシマ・ナガサキ 岩波DVDブックPeace Archives』
   立命館大学国際平和ミュージアム・監修/
     安斎育郎・編/宇吹暁、他・著/岩波書店2007年

もっと、いいものができたように、思えて仕方がない一冊でした。
でも、力が入った一冊でしょう……。



英雄都市? 下「」引用。

「レニングラードは900日に及ぶ独ソ戦において飢餓や砲爆弾攻撃のために100万人を越えるとも言われる犠牲者を出したにもかかわらず耐え抜いた「英雄都市」として記憶され、また南京は日本軍による非人道的な虐殺の舞台としていまなお論争の的になっている。-略-」

ボクには、そこに住んでいた庶民のことの方が大切に思えるので、そんな表現は戦争愛国美談にしかすぎないと思う……。

山里小学校の防空壕。下「」引用。

「山里小学校の敷地内にあり現在も見学できる」

「広島・長崎原爆は史上最大のテロだ」9・11後。下「」引用。

「-略-そんな雰囲気の中、被爆者の高橋昭博(原爆資料館元館長)は声を上げた。「原爆投下はまさしくテロだった」と書き出して「米国は無警告に、家屋が密集したところに原爆を落した。最初から市民を標的にした。原爆の威力を試す人体実験だった」と続けて書いた(『朝日新聞・広島版』2001年10月26日)。広島で14万人、長崎で77万人の犠牲者を出し、動植物など生きているもののすべてと、人間がつくった都市も家庭も学校も文化もすべてを破壊しつくした原爆は、史上最悪のテロである。テロも非難しているアメリカは実は五十数年前原爆投下というテロを実行した国だと批判したのである。」

枕崎台風で死者・行方不明者2000人をこえる、原爆の惨禍に追い討ちをかけた……。

MADの始まり。下「」引用。

「1960年代の核戦略の中心は巨大な破壊力をもつ戦略核兵器であった。その結果、戦略核による「相互確証破壊」(MAD : Multually Assured Destruction)態勢が敷かれた-略-。-略-両陣営が核兵器システム開発に膨大な人的資源を投入するとともに、財政的・環境的コストが非常に高いものとなった。」

カラスザンショの木。下「」引用。

「幹の樹皮がはがれ落ち、焼け焦げた跡も見られる(2007年)」

鐘楼ドーム。下「」引用。

「鐘楼ドームと現在の浦上天主堂(2007年)」







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