磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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新版 焼身 長崎の原爆・純女学徒隊の受難

2006年12月03日 | 読書日記など
『新版 焼身 長崎の原爆・純女学徒隊の受難』
        高木俊朗・著/角川書店s55年

この方は被爆されている方ではありません。
でも、資料の読み込みがしっかりされているので、よい本と思います。



学徒は軍属ということで、カトリックの女子高の校長が、軍国主義者として語ります。

軍国主義とキリスト教は同時に成立するのか?

現代の人が矛盾という方もいますが、この当時はそうではなかったようです。

永井隆博士だけのこととは限りません。

また、世界を見渡せば、このような考え方のほうが主流かもしれませんね。

カトリック教徒であるけれど、天皇制についても、日本国民として多くの方が一般の方と同様だったようです。

でも、昭和天皇ご自身が、そのようなことは思っておられなかったようでもありますね。


現代の価値観で当時のことを子どものように、比較して非難される方もいます。

その時代、その時代で価値観はかわるもの、今こうしているボクたちも未来の人は非難することをしているやもしれませんね。

でも、人を非難するならば、自己との比較も忘れてほしくないものです。

自らは神のようになり批判するだけでは、子どもだと指摘されても仕方がないとボクは思います。


この本には、よく永井隆博士のことが出てきます。

永井隆博士の文章にも純心のことはよく出てきます。

永井博士の伴侶は、純心が経営していた学校の教員だったからです。

今の教育よりも、いい部分もあったと思います。


いろいろなことが書かれて、いろいろ思うことがありました……。

焼身-長崎・純女学徒隊殉難の記録-





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (かかかっこう)
2012-03-17 11:22:11
これを読書感想文で
書かないといけないのですが
どのように書けばいいのですかね・・・。
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成績は気にしない方なので (磯野鱧男)
2012-03-17 11:57:40
ボクは思ったままを書いていました。呼び出しもされましたね。

いい成績をとるつもりなら、そういう人に相談した方がいいでしょうね……。


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