B-29 エノラ・ゲイ
ヒロシマ原爆
この映画は事実を描いたものではないようです。
たとえば、ヒロシマに原爆投下する時、エノラ・ゲイ一機でヒロシマに向います。
本当は3機できたそうです。
また、こまかい部分も違っています。
--それは予算のせいでしょうか?
何かティベッツ機長夫妻のメロドラマにしたかったのでしょうが……。
--愛情が感じられず、メロドラマとして成立もしていないように思いました。
また、原爆投下はしたが、被爆者の映像はなく……。
原爆で救われたという……。
--そして映画のラストで字幕で説明される文章……。
パーソンズ、海軍少将に進級した後地中海の空母上で死亡。
ユアンナはCIAに入りアフリカで殺害された。
死亡の記録は、その後、消失。
ティベッツ夫妻は1956年に離婚。
ルーシーは最近まで働いていた。
ティベッツは再婚して航空機会社の社長となった。
--まあ、そんなものなのでしょうね……。
彼らもまた人間だった……。
差別はする側にもされる側にも不幸を招く。
そして「戦争は究極の差別」……。
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