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板垣退助-三日月に祈る自由民権の志士- 時代を動かした人々 維新篇 6

2010年02月27日 | 読書日記など
『板垣退助-三日月に祈る自由民権の志士- 時代を動かした人々 維新篇 6』
   古川薫・著/岡田嘉夫・画/小峰書店2003年

板垣は山中鹿之介を心酔していた。
--勝海舟も同様。



退助の父は精神を病んだ……。

吉田東洋に推薦されたという。下「」引用。

「安政六(一八五九)年五月、退助は罪を許され、免奉行を命じられた。退助は二十三歳、異例の抜擢であり、参政に返りざいた吉田東洋の推薦だったのはいうまでもない。-略-免奉行は土佐国の国税庁長官のような職である。」

政商・山城屋和助の自決。

龍馬が示した原案には……。下「」引用。

「自由民権運動は国会開設の要求からはじまった。後藤象二郎らが推進した公議政体論は、徳川幕府の温存をふくんでいることで討幕派に否定され、板垣退助もそのまやかしを批判したが、坂本竜馬が示したその原案には、すくなくとも新しい国家構想がえがかれていた。その第一は上下両院の国会開設だった。」

東京銀座に幸福安全社をつくった後藤象二郎と板垣退助。

「弾圧される民権運動」

西郷の西南戦争……。
もし西郷が勝てば……河野弘中。下「」引用。

「だが西郷政権が成立しても、おそらくその部下の桐野利秋ら武人強硬派が政府を牛耳ることになる。それが恐ろしい。国会開設も自由民権もなくなるでしょう。だから西郷軍を勝たせてはならんのです-略-自由民権を守るために、挙兵はやめてください」という。」

大隈重信も薩長閥から出された……。

自由党の総理となった板垣退助。

「板垣死すとも」
しかし、生き残った……。
無期徒刑の判決をうけた犯人。
憲法発布の恩赦で仮出獄。板垣に謝罪にいく犯人。

--馬場に洋行反対されていた板垣。下「」引用。

「退助に金を渡してヨーロッパに行かせようというのは、伊東・井上・山県らの陰謀だった。そのころ陸・海軍の大拡張をして、外敵にあたろうというのが、彼らの計画だった。」

後藤象二郎は知っていたという……。








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