『「長崎の鐘」殺人事件』
吉村達也・著/徳間書店2000年
背景の歴史をもきちんと書かれてあった
推理小説だと思います。
長崎といえば、「長崎の鐘」。
永井隆博士の小説。
それがいけないと非難した山田かん。
長崎といえば、エキゾチック……。
まあ、僕の故郷は京都です。
京都といえば、舞妓さん……。
でも、ボクの日常には舞妓さんなんて、
まったく関係がありませんでしたね……。
だからといって、怒ることもなかったけど……。
彼らがいう典型にいれた長崎、そして平和運動に関することでは、よくないということは理解はできます。
でも、永井隆博士の偉業は否定できないと思います。
この本からずれました。(-_-;)
この本はその『長崎の鐘』を取り入れた推理小説です。
歴史的なことも、よく調べられておられると思いますし、理性のある方だと思います。
しかし、娯楽小説としてなら、横溝正史のように、どろどろしていた方がおもしかったと思います。
でも、著者の教養がそれを邪魔したように思います。
平和の像のモデルが、長崎を本籍に置く力道山だったかもしれないというのは、おもしろい話でもありました。
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吉村達也・著/徳間書店2000年
背景の歴史をもきちんと書かれてあった
推理小説だと思います。
長崎といえば、「長崎の鐘」。
永井隆博士の小説。
それがいけないと非難した山田かん。
長崎といえば、エキゾチック……。
まあ、僕の故郷は京都です。
京都といえば、舞妓さん……。
でも、ボクの日常には舞妓さんなんて、
まったく関係がありませんでしたね……。
だからといって、怒ることもなかったけど……。
彼らがいう典型にいれた長崎、そして平和運動に関することでは、よくないということは理解はできます。
でも、永井隆博士の偉業は否定できないと思います。
この本からずれました。(-_-;)
この本はその『長崎の鐘』を取り入れた推理小説です。
歴史的なことも、よく調べられておられると思いますし、理性のある方だと思います。
しかし、娯楽小説としてなら、横溝正史のように、どろどろしていた方がおもしかったと思います。
でも、著者の教養がそれを邪魔したように思います。
平和の像のモデルが、長崎を本籍に置く力道山だったかもしれないというのは、おもしろい話でもありました。
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