磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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「長崎の鐘」殺人事件

2006年10月29日 | 読書日記など
『「長崎の鐘」殺人事件』
   吉村達也・著/徳間書店2000年

背景の歴史をもきちんと書かれてあった
推理小説だと思います。



長崎といえば、「長崎の鐘」。

永井隆博士の小説。

それがいけないと非難した山田かん。

長崎といえば、エキゾチック……。

まあ、僕の故郷は京都です。
京都といえば、舞妓さん……。
でも、ボクの日常には舞妓さんなんて、
まったく関係がありませんでしたね……。
だからといって、怒ることもなかったけど……。

彼らがいう典型にいれた長崎、そして平和運動に関することでは、よくないということは理解はできます。

でも、永井隆博士の偉業は否定できないと思います。

この本からずれました。(-_-;)
この本はその『長崎の鐘』を取り入れた推理小説です。

歴史的なことも、よく調べられておられると思いますし、理性のある方だと思います。

しかし、娯楽小説としてなら、横溝正史のように、どろどろしていた方がおもしかったと思います。

でも、著者の教養がそれを邪魔したように思います。

平和の像のモデルが、長崎を本籍に置く力道山だったかもしれないというのは、おもしろい話でもありました。








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