同盟の力学 同盟の力学によって戦争を避けることできる

放送大学2007年5月28日
大学院　国際政治（'07）第８回　体系2

同盟の力学
藤原帰一・教授


同盟の力学によって、戦争が拡大したり、戦争を避けたり、有利にしたりできるという。

これも歴史的事実として講義。

今の日米同盟のようなものは、バンドワゴン（band wagon）というそうです。
原理 : パレードの先頭に立つ楽隊車。


ボクのマスコミをみての感想ですが。
アメリカは唯一の超大国などと大手マスコミは吹聴されます。
でも、実際、そんなに強くない。イラクでもアフガンでも……。

戦争ってそんな簡単な問題ではないようですね。

ところが、この授業をうけてさらに驚きました。
【米中関係】
アメリカはベトナムでも、朝鮮でも中国に勝てなかった。
中国と仲良くしようとする。

そして、ソ連と中国の対立を利用する。
中国に接近することにより、ベトナム戦争を打開しようとしたニクソン大統領。

キッシンジャーは中国がソ連と米国を手玉にとるのを警戒して、ソ連とも仲良くする。
結果、ベトナムを孤立させようとした。

社会主義国は一枚岩だといわれていたものを分裂させたという。


考えてみれば、中国にアメリカは勝ったことがない。
これは以前から知っていましたが、過大視した唯一の超大国だなんて、マスコミの影響かも……。


日本人の多くは、戦争をしたら損だからしないと思っている。
でも、過去の日本は、戦争しか選択肢がないと太平洋戦争をしたわけですね。


柔軟な外交……。
－－無理だろうなあー。外務省は閉鎖社会ですから……。


困ったものですね……。(-_-;)













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