磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊朝日 2011-9-9

2011年10月28日 | 読書日記など
『週刊朝日 2011-9-9』
   河畠大四・編/朝日新聞出版2011年

特集名 島田紳助「謎の引退」の全貌



「フクシマの真実 “最高幹部”が本誌だけに語った 東電も知らないスクープシリーズ」
新浄化装置「サリー」稼働でもこれだけある不安」 下「」引用。

「-略-8月18日に本格運転を始めたことだろう。東芝製のこの装置の導入により、汚染水浄化の最大処理能力は上がった。が、処理後の放射性セシウムの濃度は、当初想定の10万~100万分の1程度にの至らず、5万分の1程度にとどまっている。さらに、東京電力は23日、この「サリー」の配管で毎時3シーベルトもの高放射線量が計測されたと発表した。原因は、放射性物質の塊が配管に漏れたためとのことだ。-略-
 最初から「オール国産」でやっておけば、もっと早く事故の収束が近付いていたことは明らかです。菅総理が経産省の話ばかりに気がいってしまい。国交省の話はほとんど頭に入っていなかったそうです。-略-」

「命がけの作業員 巨大余震で悲鳴」 下「」引用。

「先日(19日)福島県沖を震源とする震度5弱の地震がありました。「3・11」の大震災と同じ時間帯(午後2時36分ごろ)だったので、現場はエラい騒ぎ。原子炉建屋の近くで仕事をしていた作業員たちが悲鳴を上げるほどでした。
 4号機周辺ではコンクリート片が上から落ちてきて、作業員たちは、
「生きた心地がしなかった」
「被曝覚悟で(防護服の中の)携帯電話を探した。最後に家族の声を聞こうと思って……」
 などと言っていました。
 爆発で崩れた4号機建屋の補強工事は進んでいますが、耐震性にはまだまだ問題があります。なにしろ、地震・津波・爆発・余震と、四つの被害にあっています。」

停電……。下「」引用。

「あと、あまり大きく報じられませんでしたが、実は先だって(4日)も、間違って地下の電線を傷つけてしまい、原発内が停電する“事件”があった。汚染水の地下漏洩を防ぐ遮水壁の設置に向けた掘削調査だったのですが、地下の敗戦・配管の位置を示す図面に従って掘ったところ、図面が不正確だった。なんせ稼働40年の原発ですから、けっこう誤差があるのです。
 これで免震棟も停電しました。免震棟では空気を濾過して循環させ、きれいな状態を保っていますが、停電になると清浄装置が使えなくなり、たちまち全員が防毒マスクですよ。先の「休憩所」内の温度も35度を超え、作業員はみんなフラフラ。そんなとき事故が起き、被曝することが怖いんです。作業員たちが被曝すれば作業はストップし、世論から厳しく批判されるのでしょう。」

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--「放射能とわたし」
「「原発は安全」なんて広告は作らせるな」天野祐吉(コラムニスト)。
「平気でウソがつける科学者たちに絶望した」高村薫(作家)。
 --今はじまったわけでもないのに……。
「安易な「脱原発」に振れることの危うさ」野口健(アルピニスト)
--ボクは大学の環境問題関連の先生でもある「原発文化人」の野口健のビデオも残しています。ボクには推進としか思えない。最後に中立といえば、それで中立になるとはボクには思えない。

「「原発文化人」に現在の意見を問う」広瀬隆。
--なぜか、芸能人がほとんど……。山本太郎をほめているが、山本の窮状は伝えない。それでいて、太郎のようになれ! 収入10分の1以下になることが義務といっているのだろうか?
原子力推進派なら、いろいろ優遇されているようなのだが……。
山本太郎は来年、税金を払えるのだろうか? 余計なお世話だが……。少しは考えてあげてほしいものだ。大御所の広瀬隆になら、そういいたいですね。いろいろ、それぞれ事情がおありでしょうから、強くは思いませんが……。

↓にも関連の感想を書いた。

「原発」国民投票

「自宅訪問で自殺率低下 先行く英国精神医療 毎年3万人以上自殺する対策後進国・日本」 下「」引用。

「医療改革が進む英国では、精神医療でも自殺率の大幅提言に成功している。そのカギハ、医療者自ら地域に出向く「自宅訪問」をベースに、患者を安易に入院させず、偏見や差別を排して接する開かれた体制にあった。年間自殺者が3万人を超え、今後、震災苦による自殺も心配される日本にとって、学ぶ点は多い。-略-」

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「放置された劣化ウラン」 下「」引用。

「隣接するチッソ石油化学の倉庫内の劣化ウランが延焼する危機にあったと知ってゾッとした。放射性物質は全国各地に散在し、時には放置さえされているという。そのことを知るとともに、しっかりした管理体制を求めたい。」








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