磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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改訂版 夏雲の丘 被爆医師・秋山辰一郎

2006年10月15日 | 読書日記など
『改訂版 夏雲の丘 被爆医師・秋月辰一郎』
   山下昭子・著/長崎新聞社2006年

この本は改訂版ですね。
加筆部分がけっこうありました。



帯にはこう書かれてあります。下「」引用。

「「決して平坦ではなかった道を、共に平和を希求し、まっすぐに、まっすぐに歩いてきた二人(秋月夫妻)の人生のハーモニーは、限りない美しさで共鳴し読むものの心を揺さぶります。」
(「NAGASAKI1945 アンゼラスの鐘」監督.有原誠治)」



加筆された部分には、アニメ映画がつくられたこと。そして、寂しいこと。下「」引用。

「秋月さんの「お別れ会」で霊前に献花する高校生一万人署名のメンバー(2005年11月27日)」


この高校生一万人署名の方たちも平和運動、がんばっておられますね。
本も出ています。以前、紹介もしました。

この会は秋月さん抜きで語れないかもしれません。下「」引用。

「秋月さんが提唱した「ながさき平和大集会」を基に発展した「高校生一万人署名活動実行委員会」が平和の歌を披露。」


後に続く運動をされたということは大きなことだと思います。


再度読んで思ったことですが、
秋月医師は細かなニュアンスなども
大切にされておられた方のように思います。

思い違いをして読んでいた箇所もあったと感じました。


木下監督が「この子を残して」という映画をとられるとき、今さらと秋月医師は思われたそうですが、木下監督が絶望しても、この訴えつづけていきたいと思われ、永井博士を選ばれたと思います。

永井博士の価値は絶望しないと、理解できないかもしれないと思いました。

絶望とキリスト教。
十字架と神。

神と対峙した永井博士は、宗教ビジネスをされたわけでもないのに、理解されていないのが可哀想に思えます。



自分の想いが全てにはなりたくないものです。


夏雲の丘 病窓の被爆医師


反戦・平和の願いを明日の子どもたちに 長編アニメ映画 NAGASAKI・1945~アンゼラスの鐘~長編アニメ映画 NAGASAKI・1945~アンゼラスの鐘~"







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