磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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子供と地域と学校と-主人公としての子どもを育てる天満小学校の実践-

2009年04月11日 | 読書日記など
『子供と地域と学校と-主人公としての子どもを育てる天満小学校の実践-』
   広島市立天満小学校・著/兵庫問題研究所1987年

いろんなことをされています。
--ひとことでいって「人間」教育でしょうか?
教養ある野蛮人とは大きく異なる教育でしょうね……。



■目次・主なものだけ■
はじめに  7
I プラタナスをみつめて  9
II 子どもがつくる学年行事  21
III プラタナス集会  63
IV 確かな学力を  97
V もっと大きいふね、つくりたい
   -障害児教育の実践-  119
VI 親子でとりくむ歴史学習  149
VII 親の願い・地域の願い  175
あとがき  211


プラタナスのうろ”が歴史を伝える……。下「」引用。

「校庭にプラタナスの木が三本あります。どの木も樹齢五十年余年になんなんとする大樹ですが、ただ大きいというだけでなく、この木々にある、これも巨大なうろのせいで、ひときわ人目をひきます。このうろは原子爆弾に焼かれた傷跡で、人々にあの日のことを生々しく思い出させます。本校は広島市の中央部に近く、あの日、約三百名の児童・教師が犠牲になり、学校の建物すべてが灰じんに帰しました。学区のほとんどが焼け、残った家々も全壊に等しい状態で、多くの犠牲者が出ました。学区にある地区では、直接被爆による死者は少なかったものの、差別のために追われるようにして焼跡にもどった人々が多く、残留放射能の影響をうけ、かえって大きい犠牲を出しました。このプラタナスの木々は、そうした重い歴史を物語っています。-略-」

「プラタナス集会」というのも掲載されていました。

プラタナスの碑

原爆を通して「人間」教育をされているように思える……。下「」引用。

「実行委員と教師との共同作業で、「資料館見学と碑巡り」のためのパンフレット作りが始まりました。-略-」

碑巡りで……。下「」引用。

「碑巡りのおり、峠三吉の碑の前で、「人間かえせ」の碑文を読みあげながら涙を流したT子の姿が印象的でした。」

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