磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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証言-ヒロシマ・ナガサキの声-第21集(2007)

2010年07月16日 | 読書日記など
『証言-ヒロシマ・ナガサキの声-第21集(2007)』
   長崎の証言の会・編/長崎の証言の会/汐文社2007年 

「核兵器廃絶は、日本国憲法九条を堅持し、改定を許さないこと」森口貢・著。
「武力で平和はつくれない」



「憲法九条は核兵器廃絶の理念」 下「」引用。

「私たちは、決して九条の灯は消さないし、消させはしない。日本が辿った五十年余りの戦争の歴史での深刻な反省から生まれた憲法九条は、平和は武力からは生み出されないという歴史の真実を表したものである。九条こそ核兵器廃絶を訴える私たちの願いを凝縮した理念そのものである。」

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「伊藤長崎市長射殺事件について論じておきたいこと」船越耿一(長崎大学・教育学部教授)・著。
「三 「暴力・戦争を生み出す構造」が埋め込まれている長崎」 下「」引用。

「「原爆被爆都市・平和都市」長崎における三菱の兵器の生産という「暴力を容認する現実」とそれがもたらす有形無形の影響である。-略-先日、友人が、兵器生産が利益を生み、権力につながる構造をこそ問題にしなければならないと強調した。その構造こそが戦争を生み出すのだとも。「長崎は「兵器生産の暴力性-利益-権力-戦争」の連鎖構造にどっぷりつかっているというのだ。」

自民党出身の伊藤、本島両市長。

世界中のどこの子どもよりも、平和を考えることができる長崎?

白紙、平和追悼記念館。下「」引用。

「-略-修学旅行のある中学校の性とが平和追悼記念館の地下室でセレモニーをした。その後、私は「そこには約十四万人分の犠牲者名簿が納められている。そのうち、一冊は白紙、名前は全然書かれていない。白紙は名前も残さず消えていった人たち、を意味している。そこで集会をしたことの意味を考えてほしい」、と話したが、そのことは生徒たちには、事前に知らされていなかったようだ。」

「核兵器使用を容認した久間防衛相に厳重に抗議し、久間国会議員の辞職を求める緊急声明」

ピーススフィア貝の火運動

ナガサキピースミュージアム

永井隆は……。下「」引用。

「永井先生の本を読むと、-略-永井さんは大学病院だったから、上小鳥のここよりひどかっただろう。」

永井と黒い雨。下「」引用。

「この頃からポツポツ雨が降って来たが、体が濡れる程ではなかった。例の黒い雨である。永井先生の指揮で、調理所に食糧を取りに行く。誰かが乾パンやトマトサージンを担当に持ち出して来た。-略-」

ウラニウム爆弾だと永井隆。しかし長崎は、プルトニウム爆弾だった……。

放射能の影響だという永井。

永井隆一行、8月11日。下「」引用。

「永井先生、施先生、久松婦長等レントゲン一行に、長井と私(*堤一真)の両名が同行し、なけなしの医療器具を持って大学を出発。-略-」

著作中「ロザリオの鎖云々」は当時外科4階の部屋にあった永井の部屋から出てきた。

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湯川秀樹のことも書かれてあった。「核廃絶・科学者・直接行動」豊島耕一(佐賀大学理工学部 教授、ファスレーン三六五日実行委員会)・著。

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「九条の「輸出」と、非暴力直接行動の「輸入」」

ファスレーン三六五

「第九回国連への高校生平和大使 未来を照らす光り-若者たちの歩み」

良心的兵役拒否者として。
「良心的兵役拒否から良心的軍事拒否国家を展望する」園田尚浩(岡まさはる記念長崎平和資料館副理事長)・著。

「攻撃して人を傷つけない」という米兵のフィアンセ。







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