磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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太平洋を非核の海に-'86国際シンポジウムから-

2008年04月21日 | 読書日記など
『太平洋を非核の海に-'86国際シンポジウムから-』
   反核1000人委員会・編著/績文堂1986年

この本はビキニなどの実験だけでなく、太平洋に面する各国のことが書かれてあるといっていいかと思います。



核装備は火遊びと書かれてあります。下「」引用。

「それにもかかわらず、なぜこのような核装備を増大させていかなければならないのでしょうか。これは全く不正の上に芽ばえた罪悪であります。これを、われわれはなんとかして防がねばなりません。いくら超大国で努力しているとしても、これはまさしく火遊びであります。そういう火遊びを、われわれが黙って見過ごしたならば、いつしかこれは大火に広がることは間違いないと思います。」

そんなことなんでしょうか?

作るだけでも、被害者が生まれるというのに……。

このお金を、もし福祉や環境につかわれていたら、多くの人の幸福につながっただろうに……。

適切でない表現のように思えます。

リボクラは、マーシャルに伝わる伝説。
“悪の妖精”リボクラはの毒にあてられて、みんな死んでしまう……。

アメリカ軍は妖精ではありせんね。
--同じ人間ですよ。

原潜について書かれてありました。下「」引用。

「一カ月に三隻の原子力潜水艦が日本の港に帰港するということは、実はそれに倍する原子力潜水艦がわが国を中心にして、作戦行動を展開していると見なければならないと思います。」

「●緊急報告 チェルノブイリ原発について」高木仁三郎(原子力資料情報室代表)・著が掲載されていました。

もくじ

「3 日本の対韓経済援助の正確」姜英之〔韓国民主回復統一促進国民会議国際局長〕・著では、韓国の軍需産業のことが書かれてありました。下「」引用。

「この中で、七○年から韓国では当時の朴政権のもとで自主国防五カ年計画が打ち立てられ、その一環として軍需産業育成が計画されていますが、その主体が鉄鋼産業です。」

韓国の軍需産業と日本の企業。下「」引用。

「韓国の浦項製鉄所と密接な関連のある韓国総合特殊鋼という砲身メーカーには、住友金属功業日本製鋼がからんでいますし、統一原理研究会と関係のある韓国の統一産業はバルカン砲やライフル銃のメーカーですが、ここを三菱重工業が技術支援しています。そのほか、小松製作所や石川島播磨などが軍用トラック、航空機産業というかたちで、資本投下、あるいは技術供与をしています。こういった事実にはついては、日本の国会ではまだまだ明らかにされておりません。」

フランスの核実験を止めさせようという文章もありました。

「●資料 太平洋非核平和宣言」も掲載されていました。下「」引用。

「国際シンポジウム「非核・平和の太平洋をつくりだすために」(一九八六年五月三十日~三十一日、東京、総評会館)に参加した私たち--オーストラリア、グアム、ハワイ、ニュージーランド、フィリピンと在日韓国・朝鮮人および日本の各地からの参加者--は、二日間にわたって各地の状況を報告し合い、率直な討論を行った。その結果として得た共通の認識にもとづいて、私たちは次のように宣言する。-略-」













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