磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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児童文学同人誌シリーズ3 トンネルとビー玉とわすれ貝

2008年08月30日 | 読書日記など
『児童文学同人誌シリーズ3 トンネルとビー玉とわすれ貝』
   子どもの家同人・編/那須正幹、山口勇子、他・著/牧書店1971年

はじめの方で書かれてあります。下「」引用。

「このシリーズでは、全国の児童文学同人誌のなかから八つをえらび、そこに発表された作品はもちろん、新しくかきおろした作品をふくめて十分にねりあげ、それぞれの同人雑誌に一巻ずつまとめました。」



■もくじ■
とげ(山下夕美子)  9
ビー玉(那須正幹)  33
トンネルは長かった(三浦精子)  47
ペッターの歌(竹田まゆみ)  83

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けさから、なにかがちがってしまった。そして、いま夕なぎがはじまっている。(川瀬啓子)  105
三平のぱちんこ(香川竹子)  123
エノキ物語(植田栄子)  145
わすれ貝(北川伸子)  177
げんにいのうそ話(山口勇子)  207

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「三平のぱちんこ」について。下「」引用。

「原爆をうけて母を失い、自分も傷ついたみさと、原爆症でくるしむ母をもった三平とのあたたかい心のかよいあいを描いた作品で、原爆をにくむ作者の心情がよくでています。」

ボクはもっと、枚数を増やしてもらいたかった。

この評にも少し不満があります……。

■極端な話……。理解していただくために……。

平和に関することで、権威主義がいけないと書く人がいる。

権威によって物事を動かしていて、民主主義といえるのだろうか?

民主主義の文学といえるのだろうか?

ボクはそんなことを思ってしまう。

説得よりも納得!

納得できる作品を読みたい……。

評でも同様!

力によって、無理矢理納得させられるのは、うんざりだと思う。……。

■もちろん、このような作品でも評でもありません。

ほんの少し権威主義と思ってしまうのは、たぶん、

あまりにも客観的すぎる評だと思います。

「原爆をにくむ人たち」と切り捨てていいことではないとボクは思う。

われわれ人類の問題でもあると思う。

人を愛するといいながら、大量虐殺兵器を平和や正義の兵器といえないとボクは思います。








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