磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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平和のための経済学-経済を知って平和や福祉のことを考えよう-

2009年01月02日 | 読書日記など
『平和のための経済学-経済を知って平和や福祉のことを考えよう-』
   川本兼・著/明石書店2006年

どうも、これだけで、現在の経済を表現することはできないとボクは思います。
--過去のことならそうだろうと思います……。



「第七章 世界恐慌は資本主義経済に「福祉国家」の枠組みをはめた」下「」引用。

「ケインズ経済学の登場によって、資本主義は救われました。資本主義経済はもはや自由資本主義ではなく、修正資本主義になったのです。修正資本主義の特徴は、資本主義の長所である価格の自動調節機能は残し、資本主義の欠点は、政府の役割の増大で埋めるということにあります。」

ビルト・イン・スタピライザー(財政の自動安定装置)についても書かれありました。

しかし、アメリカの主導するグローバル化はそれを破壊していた……。
ならず者経済を推進していた……。

PCの値段と風呂代? 下「」引用。

「銭湯を基準に取れば、お金の価値は下っている。パソコンを基準にすれば、お金の価値は上がっている。お米を基準にとれば? テレビを基準にとれば? ……。つまり、貨幣価値を計るには、すべての財の価格のり上がり下がりの平均が必要なのです。「すべての財の価格の上がり下がりの平均?」--もう、思いだしたのではないかと思います。つまり、それが、物価なのです。ですから、貨幣価値は物価が上がれば下がるのであり、物価が下れば上がるのです。」

生活必需品でやってもらいたい……。
高級品など、必要ではない。

「ひょっこりひょうたん島」で説明。
インフレのことについて、わかりやすく表現している?

主食は肉マンという……。下「」引用。

「ひょうたん島の主食は肉マンです。朝一つ、昼一つ、夜一つ肉マンを食べるのが、島民の普通の生活です。」

肉マンを買い占める人たちが出ては、困るものですね。
--肉マンの値段を吊り上げようとしますね……。
それで、インフレが起きるという……。しかし、買い占められないように生産したら、インフレも起きないだろう……。

経済は生き物ですね。
--課税の方法もいろいろあるのに、テレビなどでは、ワンパターンの課税しかいわないです。どうしてなのか?

「軍事力による冷戦解決の道は核兵器の拡散をもたらした」
--まさにそうですね。

そして、軍事で大儲けしている人たちがいる。







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