磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

童話の城29 すきでーす、ケンとモモ

2007年10月16日 | 読書日記など
『童話の城29 すきでーす、ケンとモモ』
    大野允子・作/水沢研・絵/岩崎書店1993年

この作品は原爆関連ではありません。自然の好きな大野允子さんらしい話といっていいかもしれません……。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「「た、たーいへん!!」
ケンがすむみどり町に東京から女の子がやってきた。名前は林モモ。まあるい顔のちょっとおしゃれな気になる女の子。ケンとの出会いは、「イーダッ!」ではじまった……。」

--モモの家族。
パパと兄は東京のマンション、別居することに……。
草木染めをママはしているという。いなかは好きじゃないという……。

「モモは女のがんばたれだあ」
--「がんばたれ」って何?
意地悪(いじわる)のようです……。

“東京”の女の子だから、こんなことをいうのだろう。
「いなかのお祭りはおもしろーい!」
……露店がくるようなお祭りがあるようでは、本当の田舎とは呼べないのではないだろうか?
まあ、その方がいろいろと自然があって、楽しいと思う。


--ふっとボクは考えた……。
離婚もできなかったという感じの家制度……。
封建的な世の中よりはいいような気もする……。

その昔の制度に戻りたがっている人たちもいるが、今も良いところだけを取り上げていれば、良いのではないでしようか?

システムとしては、封建的なものは、民主主義の社会には適さないとボクは思う。
でも、今の社会を理想社会のようにいうのも間違っているような気もする。





index

もくじ





エンタメ@BlogRanking




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。