磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

サンデー毎日 2011-6.26号

2011年09月03日 | 読書日記など
『サンデー毎日 2011-6.26号 』
   山田道子・編/毎日新聞社2011年

特集名 ポスト“ペテン師”傀儡の宴



「原発隠蔽政権なら民主解体」
--それなら解体でしょうね……。

【昭和の風見鶏】中曽根康弘=【日本に原子力推進した一番のA級戦犯!?】
「原子力の次は太陽光だ」……復興利権が終わったら、やはり原発だとかいいそうな人物ですね?

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「しのび寄る「脳内被曝」 ▼懸念される東電社員の被曝レベル▼子どもの脳からセシウム137検出」下「」引用。

「チェルノブイリ事故で頻発したという精神疾患との関係性を指摘されながら、いまだ未解明なのが「脳内被曝」だ。現地の研究では子どもの脳から放射性物質が検出された。フクシマでの再現を警戒する専門家がいる。」

【NHK】「終わりなき人体汚染」 下「」引用。

「チェルノブイリ原発事故から10年経過した1996年。ウラクイナ・キエフ脳神経外科研究所を訪れた広島大原爆放射線医科学研究所非常勤講師、山田英雄氏は現地の教授が語る作業員たちの症状を聞いて背筋が凍る思いだった。
「チェルノブイリ病棟」と呼ばれる施設を訪ねてみると、高線量の放射線の中で命を顧みず作業に当たった約50人の“英雄”がいた。だが、ある男性は感情の起伏が激しい躁鬱状態にあり、山田氏の目の前で突然怒り出し、レーニン勲章を床に叩きつけた。別の男性は物忘れがひどく、買い物すらできなかった。現地の専門家から「作業員の脳の多くに血流の悪化や萎縮など何らかの異常がある」と説明を受けたという。
 この時の模様は、山田氏が通訳と取材コーディネートを担当した事故10周年特番「終わりなき人体汚染」(NHK)に記録されている。その後、放射性物質の脳への影響を取り上げた報道はほとんどない。
「作業員の置かれた高いストレス環境やアルコール依存などがあり、脳の被曝と精神疾患の因果関係で確定的なことは言えません。ただし、脳を損傷し、精神が破綻した作業員が大勢いたのは紛れもない事実です」(山田氏)」

精神障害者・倍増……。下「」引用。

「今中氏が98年に編纂した論文集『チェルノブイリ事故による放射能災害』によると、ベラルーシの専門家が同国在住の作業員の精神障害罹患率を同国全住民(18歳以上)と比較したところ、2.98倍だったと報告されている。周辺住民への影響を示す統計もある。同国の避難住民の精神障害罹患率は全住民より2.06倍高く、同国南西部プレスト州の汚染地域の子どもは非汚染地域の子どもより2倍高い。-略-」

「「脳内被曝」の研究はほぼ皆無」

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肥田舜太郎いわく……。下「」引用。

「「内部被曝は外部被曝とは違う仕組みで作用します。近年、微小な放射線物質はすべての臓器に入り、あらゆる病気の原因になると考えられています。脳に入れば脳の疾病を起こす。日本の学者は外部被曝の発想から抜け出せていない」
 -略-冒頭の山田氏は「チェルノブイリは25年、広島は66年経過しました。けれど、まだ将来どんな健康被害が出るか分らない。分らないことだらけなのです」と振り返る。
 実態が分からないのであれば、警戒すべきではないか。」

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「市独自の内部被曝調査で国を動かす」三保恵一(福島県二本松市長)

「自公みんなが突き付ける原発収束法案 政府の工程表では住民は“平成の棄民”だ」
--しかし、それを救う方法などは書かれていない。誰が助けられるというのか? 作った時からそんなことはできないのが常識だろう……。どこがそんな政策をはじめ維持しつづけてきたか? その反省もなき、言論の府のペテン師たち。救うとしたら、疎開しかあるまい……。しかし、せまい日本では……。だが、努力すら見せない……。与野党ともに……。原発推進してきた輩でしかない……。原発のトップセールマンたち!!!

「私は一体何だったのでしょう」小出裕章。下「」引用。

「私が原発を止めようとしてきたのは、こうした事故が起きないようにするためにほかなりません。今回の福島の事故は、私にとって決定的な敗北です。私は事故防止に全力を注いできましたが、私が続けてきた仕事はすべてむなしかったことになる。私は日本に原発を新たに建設させないように活動してきたつもりです。言い換えれば、現在ある54基の原発1基、1基がです。京大助手・助教として37年間、私は一体何のためにこれまで生きてきたのでしょうか--と、無力感を覚えています。」

さらに、ひどいことになる可能性もあるかと思います……。
がんばっていただきたいと思います。







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