磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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【新版】永井隆の遺児、茅野の平和への祈り 娘よ、ここが長崎です

2007年10月03日 | 読書日記など
『永井隆の遺児、茅野の平和への祈り
    娘よ、ここが長崎です』
       筒井茅野・作/松岡政春、保田孝・写真/
          くもん出版2007年

以前も紹介した本の再版です。これから、ヒロシマ・ナガサキを伝えていくとき、伝えていくものとして、やはり愛情で支えれたものであることがいいように一個人としてボクは思います。




全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協定選定図書
日本子どもの本研究会選定図書

旧版の表紙。1985年初版以来20年以上のロングセラーをつづける。

娘よ、ここが長崎です

茅野さんはカトリック教徒ですが、この本はカトリックの宣伝のためには書かれいないとボクは思います。

人間としての、普遍性があると思います……。

--日本は宗教の自由も憲法で保証されていると思います。


まず、最初に吉永小百合さん朗読を聞かれてから、本を読まれてもいいかと思います。

第二楽章 長崎から 吉永小百合(朗読)


表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「被爆当時の惨状と父隆のすがたを純真な目で見つめていた少女茅野が、母となり、被爆四十年めに平和の尊さを娘にかたりつたえる。永井隆生誕百年にあたり、新装版として次の世代におくる!」

この本が出る間に、証言してくださった人も亡くなられたという……。

ボクの父も亡くなりましたね……。
--もちろん、この本とは無関係ですが……。
時代がたてば、そうなるのは自然だということをボクは言いたいです。

茅野さんの兄である永井誠一(まこと)さんも亡くなられましたね。

茅野さんはこういう文章を寄せられています。下「」引用。

「最後に、二十余年にわたって、この『娘よ、ここが長崎です』を出版し、今回よそおいを新たにしてくださいましたくもん出版のみなさま、長いあいだ本書に登場してくださっているかたがた、先の出版にあたって、「家事は手ぬきでいよ。」と協力してくれた亡父筒井源一に感謝いたします。
 よんでくださったみなさまが核兵器の恐ろしさをつぎの世代につたえてくださることをねがっています。
    (二○○七年三月)」



ひきつがれていくとき、次は茅野さんの娘さんが、お孫さんに語られるのでしょうか……。

それとも、茅野さんとお二人ででしょうか……。

多い方が楽しいでしょうね。






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