磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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アニメーション学入門 平凡社新書 291

2011年01月27日 | 読書日記など
『アニメーション学入門 平凡社新書 291』
   津堅信之・著/平凡社2005年

これで日本のアニメーションなんでしょうかね。
なんか、うかれていた政治家が軽薄としか、やはり思えない……。



空洞化……。下「」引用。

「また、国内のアニメ製作現場の空洞化も著しい。詳しくは後述するが、現在、国内で制作されているアニメのかなりの作業工程が、人件費の安い海外(主として中国、韓国、フィリピン等のアジア圏)に外注されている。純国産のテレビアニメと言えば『サザエさん』だけと言ってもよいほどである。その結果、本来若いスタッフ(作に作画スタッフ=アニメーター)が技術を習得できる場として用意されるべき作業工程が海外に移転してしまい、新たなアニメーターが育ってこないために、実力あるアニメーターの「高齢化」が進んでいる。-略-」

アニメーション学。下「」引用。

「-略-大学の専門学科でのアニメーション教育が始まった現在、アニメーションを学術的に体系づけるための「アニメーション学」の成立は、強く求められているはずである。なぜなら、「アニメーション学」の成立は、アニメーションを正しく理解し、正しく研究するためのスタンダードを決定することに他ならないからである。」

七○年代後半から外注……。下「」引用。

「アジア諸国への外注そのものは、一九七○年代後半から八○年代にかけて、すでに盛んになされていた。-略-それがここ数年、デジタル技術が進んだこと、インターネット環境を使用して海外との大容量の画像データのやり取りが可能となったこと等の理由により、海外に依存する度合いがますます高くなっているのである。」

--立体アニメーション。
1. 人形アニメーション
2. 粘度アニメーション
3. 実物アニメーション

CGの立体アニメはなかったですね……。
3Dのアニメも今はありますね……。いっしょなのかな?






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