磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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福島の子どもたちからの手紙-ほうしゃのうっていつなくなるの?-

2012年04月07日 | 読書日記など
『福島の子どもたちからの手紙-ほうしゃのうっていつなくなるの?-』
    KIDS VOICE(編)/朝日新聞出版2012年

テレビでも放送されたことがありますね。
子どもたちの作文は、絵つきで、手書のまま掲載されています。
--かつてのヒロシマ・ナガサキではなかったことですね。
機械は進歩したようですね……。



インターネットで募集。下「」引用。

「子どもたちみんなが原発事故の一番の被害者なのに、みんなの思いはだれが聞いてあげるの?
 だから、国の大事なことを決める人に聞いてもらいたいと思って、5月から私が参加していた。「子どもたちから放射能から守る福島ネットワーク」という団体に協力してもらって、インターネットにぼしゅうの案内を出したり、ブログやツィッター、友人を通じて呼びかけたりして、子どもたちが自分で書いたメッセージを集め、えらい人に届ける企画を進めました。」

山本太郎もかけつけた。下「」引用。

「たくさんの人たちの力を借りながら、ついに子どもたちがえらい人に会う8月17日を迎えました。子どもたちを守ろうと立ち上がった俳優の山本太郎さんもかけつけてくださいました。-略-」

「大人は命よりお金が大切なのですか?」 下「」引用。

「たくさんのテレビカメラなどに囲まれました。子どもたちはビックリした表情でしたが、全部で10人のえらい人を前にだんだん真剣な顔になって、マイクをうばい合うようにつぎつぎと自分たちの言葉で、しっかりと話しました。

「大人は命よりお金が大事なのですか?」
「私たちの家族、友だち、だれひとり傷つけないでください」
「大人は責任をとってください。こんなことになるなら原発はないほうがよかった」-略-」

「官僚のみなさんへ」という小学5年生の切実な訴えもありました。

長期保養と体調……。下「」引用。

「かなこちゃんのお母さんは、自分で働く保育所の子どもたちを見ていると、原発事故以来ほとんど外遊びができなかったこともあってか、体力や体の抵抗力が落ちていると感じています。ちょっとしたカゼでも、すぐに熱が出たり治りにくかったりするそうです。かなこちゃんのお兄ちゃんも以前よりも疲れやすくなったように見え、心配しています。お母さんは訴えます。
「冬休みや夏休みごとに、子どもたちには県外で長期の保養をさせてやりたい。子どもの気持ちを考えれば、親も一緒に行ってやりたい。福島で働く母親が長期の保養休暇をとれるような制度をつくってほしい」-略-」

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山本太郎「オジサンは本気でたたかう」 下「」引用。

「こんな世の中にしてしまったことに責任を感じる大人のひとりとして、オジサンはたたかう!
 キミたちのパパやママがたたかっているように。」













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