磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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生きもののうた 第二集

2008年04月02日 | 読書日記など
『生きもののうた 第二集』
   大沢栄・編/黒古一夫・解説/
     生きもののうた文学会1988年

原発のことなども書かれてありました。やはり、原爆のことを真剣に見つめたら、原発のことも捨ててはいられないとボクも思います。



原発のことが書かれてありました。下「」引用。

「■特別寄稿
  芦浜原発について  錦米次郎
 芦浜原発といってもそれがどこにあるか、三重県内に住む人にさえ無関心の向きにはまだよくつかめていない。これが県外の人々となると皆目見当もつかないのではないか。」

反対運動があったようです。

芦浜 Ashihama

「いま語るひと」石川逸子・作。下「」引用。

「-略-

で 私は久保山さんと同じ病室だったからわかるんだけど
ばたばた逝った仲間の死にかたがね 久保山さんと同じふうなんです

  焼津にいられないで
  漁師は無理といわれて
  いま クリーニング屋の大石又一さん

(私たちは きっと未来の話をきいているのかもしれない
 蛇のように核に巻かれた星のなかで 辛うじて呼吸しながら)

-略-」

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「ヒロシマを未来」として「チェルノブイリ事故」が起きたという人もいる……。

そして、「チェルノブイリが未来」という人もいる……。


こんな詩も掲載されていました。下「」引用。

「原発の電気は買いたくありません

原子力発電所でつくられた電気を 私は買いたくありません
服とか時計、首飾り、食物なんかには
買う自由、選ぶ自由があるのに
電気は選んで買う自由がどうしてないのでしょう

原発の電気は買いたくありません
水力、火力の電気を私は買いたいのです
少しくらい値が高くてなっても買いたいのです

-略-」

原発は高い、プルサーマルはさらに高くて危険であるという人もいる……。

そちらの人のほうが理屈があっている……。

合成洗剤追放運動についても書かれてありました。

「長岡弘芳」さん宛ての「平和の砦『野の花文庫』会館に向けて」生きもののうた文学会」というのが添付されていました。








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