磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

私の反核日記-1979~1997-

2008年10月14日 | 読書日記など
『私の反核日記-1979~1997-』
   西田勝・著/日本図書センター1998年

こんな平和運動を展開しているのは楽しいことだろうと思いました……。
--芸能部という感じです……。



帯に書かれてあります。下「」引用。

「●1979年から1997年へ、20年近い反核・平和運動の日々を、日記・対談・評論・反核旅行記などによって構成する。
■本書に登場する人々(抄)●赤木宗徳・阿部知二・荒正人・飯沢匡・五木寛之・伊藤ルイ・稲葉三千男・井伏鱒二・色川大吉・岩井章・宇井純・宇都宮徳馬・遠藤周作・大城立裕・太田登・小田切秀雄・小田実●加藤周一・唐木順三・木下順二・黒柳徹子●佐多稲子・佐伯祐三・澤地久枝・絓秀実・住井すゑ・袖井林二郎・関寛治●武谷三男・辻本清美・鶴見俊輔・土井たか子●中野孝次・中山千夏●灰谷健次郎・羽仁五郎・林京子・日高六郎●松下竜一・松島トモ子・丸木俊・丸谷才一・宮沢喜一・本島等●山本太郎・吉永小百合・吉行淳之介●ほか海外の諸家」

大成功ばっかりみたいです……? 下「」引用。

「国際司法裁判所のに対して核兵器の使用は国際法的に違法であるか否かについての勧告的意見を出させることを目的とした「世界法廷プロジェクト」運動の成功や中仏核実験への抗議などを通じて、今世紀中の核兵器禁止条約の実現を共通の目標とした世界的な連絡調整網「核廃絶二○○○ Abolition2000」が誕生し、再び新しい上げ潮期を迎えようとしている。」

吉永小百合さん。下「」引用。

「♣同月一七日(金)一関から帰宅すると、「非核東京都宣言を求める百万人請願署名」の呼びかけ人になってもらうことを依頼していた女優の吉永小百合さんから速達が届いていた。開封してみると「私も地球がどんどん汚染されていることを嘆いている一人で、趣旨には心から賛成ですが、これまで自分自身発起したものでなければ名を連ねてきませんでした。しかし今回は本当に大切なことで、悩みました。賛同人ということではいけないでしょうか。もしそれが不可能なら友人知人を誘って署名をします。先生たちの運動が東京でしっかり根を生やしますように心から願っています」という内容だった。」

井伏鱒二。下「」引用。

「♣同月二四日(金)午後二時過ぎ、杉並区清水町のお宅に井伏鱒二氏を訪ねる。「百万人署名」の呼びかけ人をお願いするため。書斎に入ると、井伏さんは文庫本二冊付き合わせながら読書中だった。-略-内庭に面する障子に今村昌平監督の映画「黒い雨」のポスターが張り付けてある。それが引き金となって、三○分ほど雑談、お宅を後にする。」

index

黒柳徹子さん。下「」引用。

「♣同月一一日(土)昼過ぎ、大学へ。午後二時から始まる法政大学での黒柳徹子さんの講演の司会を勤めるため。六九年館の教室はクーラーがないので、氷柱を教壇の両脇に立てる。聴衆二○○人余。題目は「トツトちゃんとユニセフ」。早口だが、ユーモアのある、魅力的な語り口はたちまち人々をとえらる。なかでも飢えて死んで行く少女が、彼女を見舞った黒柳さんの健康と幸福を反対に祈ったという話は感動的。黒柳さんの頬にも光るものがあった。」









もくじ





エンタメ@BlogRanking



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。