磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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大量破壊兵器-廃絶のための60の提言- Weapons of terror

2009年02月17日 | 読書日記など
『大量破壊兵器-廃絶のための60の提言- Weapons of terror』
   大量破壊兵器委員会(編)/西原正日本語版(監修)/
     川崎哲、森下麻衣子、メレディス・ジョイス(訳)/
       岩波書店2007年

「2006年6月、アナン国連事務総長に提出された報告書。大量破壊兵器委員会が、2年余りをかけて核・生物・化学兵器についての現状を調査し、各国政府、国際機関、NGOに行動を呼びかける提言をまとめたもの。」



帯に書かれてありますが……。下「」引用。

「核廃絶は可能だ
知識と知性に裏打ちされた現実的な提言が未来への道を示している--秋葉忠利(広島市長)
英、仏、スペイン、露、アラビア、中国語版に続く
待望の日本語版刊行」

これじゃ、無理だとボクは思います。

上からの圧力でつくられたものが、平和などとはいえないと思います。

本当の平和とは何かを、平和学をヒントにして考えてもらいたいものです。

--何をなすべきか?
1 行動の基本原則に合意せよ
2 既存兵器の危険を低減せよ : 保有国の使用とテロリストの接近を防止せよ
3 拡散を防止せよ : 新型兵器と新規保有を食い止めよ
4 すべての大量破壊兵器の最終的な非合法化のために取り組め

この行動の順番でも、平和はこないとボクは思う……。

「平和目的」だったインド。下「」引用。

「1974年、インドは「平和目的」の核爆発実験を行った。-略-」

それは、共産党のいう平和勢力である中国の平和の武器に対するものであったという。

平和ずくしの大量虐殺計画ですね。

「生物兵器による脅威」も書かれてあった。
--こんなに気楽なものではないとボクは思う……。

テロリストの恐怖より、常任理事国のダブルスタンダード。
--大国のエゴイズムの方がより恐怖である……。
大国のそれがなくなれば、テロも減るだろう……。
間接的に大国の傲慢さで、テロは起きているとボクには思える……。

ネットで原文が見られるという……。





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