磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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地方の論理-フクシマから考える日本の未来-

2012年06月24日 | 読書日記など
『地方の論理-フクシマから考える日本の未来-』
   佐藤栄佐久、開沼博・著/青土社2012年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「「地方のみらい」こそが、「日本のみらい」である
前福島県知事と気鋭の社会学者が、これからの「日本」について徹底討論する。あらゆる「中央の論理」から自立し、「地方」だからこそ可能な未来を展望し、道州制から環境問題、地域格差まで、3・11以後の社会のありかたを考える、いま必読の書。」



「首都機能移転学生ディベート選手権」 下「」引用。

「そして、「うつくしま未来博」にあわせて行われた「首都機能移転学生ディベート選手権」でも、全く偶然だが、当時の福島県(F)、さらに茨城県(I)、栃木県(T)が「FIT構想」と呼びながら進めようとしていた首都機能移転構想をうけて、「日本は首都機能移転をすべき。是か非か。」という論題で試合が行われていた。これもまた、地方と中央の関係を高校生なりに考えながら議論をした。その時、やはり「佐藤栄佐久」がうつくしま未来博の会場をまわった上で決勝戦を視察に来て、ディベートの観戦をしていったのだった。」

本書は……。下「」引用。

「本書は、震災以降、私が佐藤栄佐久氏と続けた対話をもとにまとめたものだ。」

二大政党=原発理解。下「」引用。

「佐藤 小選挙区制というのは二大政党制を目指して作られたものですね。原発政策に限って言えば、経団連から支援を受けている自民党、それから電力総連などの労組の支援を受けている民主党、二大政党になったのはいいですが、このどちらも原発理解者です。これは非常に不幸な状況と言えます。二大政党になって、どちらの政党も原発に理解があるということは、これからの政治の展開に非常に困難な課題とその解決方法が必要になってきていることを示します。小選挙区であればいずれ憲法改正のために必要な議席数である総議席数の三分の二にはなるだろうくらいの考えでそうしたのであれば、日本になじまないのではないかと思っています。」

マニュアルに使われている? 下「」引用。

「開沼 人がマニュアルを使っているのではない。マニュアルが人を使い出す本末転倒な事態に陥っている。-略-」

県花・ネモトシャクナゲ。下「」引用。

「佐藤 そうです。ネモトシャクナゲというのは福島県の県花なんです。ところが、いまこの花を見たことがある人はほとんどいないです。山の上にしか咲かない。実はこれは突然変異の花なんです。あんまり寒いところに咲くものですから、おしべが隠れているんですね。高山にしか咲かない。平野に持ってきて植えると、すぐにハクサンシャクナゲに変わってしまうんです。つまり、もとの普通のシャクナゲに戻ってしまう。こういうシャクナゲを県花にするのも面白いんですよね。」

ソ連から会津大学へ。下「」引用。

「当時は、ちょうどソ連のアカデミーが崩壊した時期に重なっていたんだすね。それで、ソ連から優秀な先生方が三○人も応募してくださって、そのうち一人にきていただくことになったんです。-略-」

今、国際的に日本のメンゲレといわれる人物(山下俊一)を代表とする、これらの医療がまともだと思っているのだろうか?

それを止めることを、なぜ先頭にたってしないのだろうか?

地方の論理とは、地方の政治屋の趣味ってことでしょうか?

命を守る! 生活を守る! 財産を守る! これこそが政治という人たちがいます……。

そのために、都合の悪いことはきかないでは、守れるわけがないのでは???








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