磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

ほるぷ平和漫画シリーズ24 戦場

2007年04月11日 | 読書日記など
『ほるぷ平和漫画シリーズ24 戦場』
    バロン・吉元(作・画)/政岡としや(作・画)/
    高久進(原作)/横山まさみち(画)/ほるぷ出版1985年

知れば知るほど、戦争、それは勇ましいものというよりも、実際はそんなものではないように思えてくると思います。おおくは、大変さも平和の時とは比べものにならないと思えてきます……。



戦場は命をかけたところ。
命を奪いあうところ……。
それも、国と国とが認めた……。
大変としかいいようがないです。


もくじ

侵略    バロン・吉元  3
飢餓戦線    政岡としや  35
ああ硫黄島    横山まさみち  77
人間魚雷回天    原作 高久進  127
          劇画 横山まさみち



「侵略」は、ラストがいかにも漫画という感じでした。
ラストあたりは書かない方がいいと思います。
この作者はもしかしたら、アメリカに日本は「侵略」されたともいいたかったように思えます。


「飢餓戦線」はそのタイトルどおり、飢えた日本兵の話です。
食糧危機がくるという方たちもいますが、この異常気象など、とてもそれを否定できないボクは戦争だけが怖いものではない……。環境問題もイメージの問題ではない。しかし、戦争は飢餓をもともなうことありと……。


「ああ硫黄島」は、あの硫黄島の戦線です。
水がないということ……。
これも、二千人でも水にこまっていた地に。
二万人もの日本兵。

「人間魚雷回天」は特攻をテーマにした作品です。
現代に生きる元軍人……。
今の若者たちと比較……。
愛する人のために、命をはっていた人たち……。
快楽のために命をはって生きている人、人それぞれ……。







index

index






エンタメ@BlogRanking


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。