磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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TBS NEWS23マンデープラス 『終わりなき水俣病』

2006年05月02日 | 読書日記など
TBS NEWS23  2006年5月1日
マンデープラス
『終わりなき水俣病』

メチル水銀が工場廃水の中に混ざっていた。
公害病と認定されて50年たっているのに、
3800人が認定を待っているという。



宮澤信雄、40年間支援している。
「日本は法治国家ではない」
その病気を直そうともしない。
その病気とはいつものことですね。

メチル水銀は脳の中枢神経を破壊。
宮澤はNHKのアナウンサーとして、
取材班の一人だった。

取材という立場を捨てたという。
底知れない広がりを見つめたという。
“地獄めぐり”をしているようだったという。

胎児性メチル水銀障害の方を宮澤訪問。
施設でひどいめにあったという。
そして老夫婦が家に引き取った。

【熊本大学の研究】
チッソの排水が問題。
しかし、国は排水を止めなかった。
12年後、公害病と認定。

熊本県の認定審査会は、
医師が水俣病と診断しても、
認定しなかった。



【公害病認定9年後】
・厳しい条件にしたという。
それで患者切捨てされたという。

【村山政権】1995年
・水俣病とせずに支給額などを
決めたという。

【2004年《関西訴訟》勝訴】
・村山政権の和解を拒否して裁判勝訴。
・勝訴はしたが、判断規準を変更しない
環境庁。



某医師「患者は1万人以上いるだろう。
どうするんだ?」

医師がなぜ行政の心配をするのか???

アナウンサー「国の姿勢一つで、
解決していただろうことが、
いくつもあった」

【本日のニュース】
「水俣病:公式確認50年 「節目とは名ばかり」 互助会、独自慰霊祭--熊本
 水俣病1次訴訟に加わった患者らでつくる水俣病互助会(諫山茂会長)などは1日、胎児性患者の遺品などが納められた熊本県水俣市の乙女塚で慰霊祭を開いた。行政責任が確定した関西訴訟最高裁判決後も被害者救済に後ろ向きな国、県による慰霊式は「不純」として、毎年独自に慰霊祭をしている。-略-」
くわしくは、ここをクリックしてください。




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