磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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八月九日のサンタクロース-長崎原爆と被爆者- ジュニア平和館

2010年03月29日 | 読書日記など
『八月九日のサンタクロース-長崎原爆と被爆者- ジュニア平和館』
   西岡由香(マンガと文)/凱風社2010年

思いは同様といいたいですが、事実の把握が異なる部分もあります……。

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「一九四五年八月九日の十一時二分。人類至上二発目の原子爆弾が人々の頭上に向かって落ちていきました。」



これは栗原貞子などが伝えてきたことが事実だとボクは思う。
つまり、雨とちがって、落ちてきたのではなく、落されたのである。
それも大量殺戮を考え、国際法を無視して投下されたのである。
このことを忘れて、被爆者運動はありえないとボクは思うが……。

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人間が蒸発したと最近のこの本でも書かれてあります。

これは事実だろうとボクは思っています……。

高校生平和大使のことも書かれてありました。

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おじいちゃんが原爆にあったという。

被爆者の心。下「」引用。

「被爆者の心は、こわれた茶わんを糊でくっつけたようなもんなんだ。こわすんじゃねえ」

すべての被爆者がそうだったら、こんなに大きな運動にはなっていなかっただろうともボクは思う。

そして、被爆していなくても、そういう人たちがいることも、運動をされているのなら理解してもらいたい……。高校生のなかにも、そういう人がいても不思議ではないとボクは思う……。

もう被爆者は、おじいさん……。

ボクの若いころとは異なる……。

サンタクロースを受け継ぐなら……。

魂を受け継ぐことだろうとボクは思う……。

クリスチャンの人たちは、商業主義のサンタクロースを否定されていることがボクの若いころは多かった。

つまり、コカコーラがうみだした物質文明のサンタクロース。

そのようなサンタクロースでは、被爆者の魂を受け継いだことにはならないだろう……。

なぜなら、その物質文明が被害者を次々に形をかえ、生み出してきた。その一つに被爆者がいるのではないだろうか……。

地道に活動されたイデオロギーに染まった魔物ではない、一般の人間の被爆者はまさに良き福音の心をもったサンタクロースだろうとボクも強く思う……。

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この本には限らないが、受け継ぐという人たちが、これほど、原爆の双子の悪魔=原発を伝えないことが不思議……。

目 次

高校生ぐらいなら、チェルノブイリの恐怖は知らないかもしれないが……。

もちろん、過去の一般の被爆者たちは、反原発のことを書かれているし、最近でもプルサーマルも反対されていることがニュースになっていましたね……。







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