磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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母親は兵士になった-アメリカ社会の闇-

2010年04月26日 | 読書日記など
『母親は兵士になった-アメリカ社会の闇-』
   高倉基也・著/日本放送出版協会2010年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「もう子どもを愛せない。
戦場で心に傷を負った女性兵士と家族の葛藤。
NHKスペシャル「ママはイラクへ行った
番組取材記、待望の出版化。」
「アメリカの戦争を母親兵士という側面から切り取って見えてきたのは、戦争が兵士の家族に与える影響の深刻さです。戦場で人を殺害した母親に、子どもは何を感じるのでしようか。愛する感情を奪われた母親のもとに育った子どもは、どうなるのでしょうか。その子たちが大人になったら……? アメリカ社会にこの先、生まれるひずみを、想像せずにはいられません。」



息子に絵本を読む母が、イラクで射殺しただろうという……。

その写真が保管されているという。

1万人の女姓兵士がイラクにいたという。

解雇、マイノリティー……。格差社会からうみだされたようだ……。下「」引用。

「前職の保険会社を解雇されて軍に入った。25歳のシングルマザーやディズニーストアーで働きながら、2歳の子どもを育てていた23歳の女性、そして、夫とともに軍に入っており、子どもは親に任せて訓練に参加したという40歳の女性など……。10人ほどの母親兵士に会って話を聞いた。印象として感じたのは、マイノリティの人が多いこと、そして、経済的な安定を得たいがため、軍に入ったという声が多いことだった。」

「◆イラク人村での徹底した実戦訓練」

「◆母親不在がもたらした、子どもたちへのストレス」

「◆さらに危険な任務が待つ2度めのイラク行き」

「◆増える女性兵士の墓標」

「◆マミーたちの戦争が始まった湾岸戦争」

……割合。下「」引用。

「軍のなかで女性の割合は、14%にまで増加。気がついてみれば、女性兵士の3人に1人は母親になった。
 そのうち、マイノリティが高い割合を占めていた。-略-
 (2007年5月 アメリカ議会合同経済委員会での報告による)」

子どもが自殺する危険性があり、予定より早く帰国した母。

「◆女性帰還兵が殺到する病院」

「◆ブロンズ・スター勲章の英雄~アシュレイ・プレンさん--感情をコントロールできずに暮らす日々」








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