磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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岩波新書 新赤版956 子どもたちの8月15日

2009年01月08日 | 読書日記など
『岩波新書 新赤版956 子どもたちの8月15日』
   岩波新書編集部・編/岩波書店2005年

いろいろな人が書かれています。



■目 次■
はじめに
I 「食」こそすべて
八月十五日の盗人 山藤章二  2
荷車のしたで 角野栄子  9
ぼんやりと考えたこと 阿刀田高  17
コーリャンの海苔巻き 石毛直道  24
戦争より、もっと怖いもの 楳図かずお  31
桜の樹にハンモックをつって 田部井淳子  37
II 疎開生活から
松の根を求めて山奥へ 筑紫哲也  44
大広間に響いた笑い声 扇千景  51
疎開先で学んだ「貧しさ」と「豊かさ」 児玉清  57
佐渡の記憶 葛西敬之  65
橋をかける 皇后 美智子  71
浅間山で自爆した航空兵 永六輔  80
戦争 中村敦夫  86
III 奪われたいのち
祖父の予想 山川静夫  94
兄の残してくれたもの 湯川れい子  102
丸のいない日 河島英昭  108
三人の死者のために 東郷克美  115
子どもはどこへ行ってしまったのか 梁石日  122
人生を支配した恐怖のトラウマ 柳田邦男  128
IV 「玉音放送」
まっかな葉鶏頭 赤瀬川原平  136
「不変なものはない」からこそ 宮内義彦  141
堕ちた偶像 下重暁子  147
軍国少年の「転向」? 安丸良夫  153
薮蚊と玉音放送 河野洋平  159
明るい食卓の喜び 中村桂子  164
V 異国の地で
青い空、白い歯 佐野洋子  172
ヒキアゲシャ 別役実  179
ソウルでの一九四五年八月十五日 原ひろ子  185
VI アメリカがやってきた
しずかな敗戦 高橋悠治  192
きれぎれの記憶 十川信介  199
カンバスで作ったグローブ 小沢征爾  205
ぼくは、黄色い人間だった。 大林宣彦  209
軽井沢・オジャンギリさん・チューインガム 池内輝雄  216
執筆者紹介

魔女の宅急便』の角野栄子さん。下「」引用。

「八月十五日、日本は負けた。それなのに近所付き合いもあまりない私の家では、母がお産をしたばかりのうえに、たった一台のラジオはガーガーとなるだけで、この大変な出来事をはっきりと伝わってこなかつた。なにかおかしいと思いつつも、その日は暮れていったような気がする。-略-」

終戦の日も、いろいろなんですね……。

当時、小学生の筑紫哲也。下「」引用。

「山村での戦争協力の大事な仕事は「松根油(しょうこんゆ)の生産(採取)だった。」









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