磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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077 聖父イエスさま

2008年01月24日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


三、なんて! すてきな世界




077 聖父イエスさま


「ああ、お嬢様、お嬢様がロックのファンになったということにしてはどうですか」

「ロックのファン?」

「そう若い人たちは、何かロックとヒップ・ホップとかで、おしゃれしているでしょう」

「それはそうでありんす!」

「でも、私は別に……」

「茜お嬢様はいつもそうだから、妙だと思われるんです」

「別に思われてもいいんじゃないの?」

「そんなことはありせんよ」

「そんなことはありんすで、ごじゃります……」

「男はだまっていなさい! 女同士の話しをしているんです」

中根の冷たい言葉。

オカネスキーはハトが豆鉄砲をくらったような顔をしている。

やはり、女尊男卑なのねと茜は思う。

金持ちなんて、見せかけだけで、見合い結婚って私はいやなのよ!

見せかけだって、私は私の好きなようにやっていきたい!

「それにしても、おもしろいわね。クラシック音楽の有名な女性はみんな長髪でしょう」

茜は単純に考えてそう話した。

「そうよ、マリア様だてそうでごじゃります……」

もしかしして、この世界では聖母マリアが十字架にかかったのかしら……。

いったいどうなっているの?

男が女で、女が男なんて単純なことだと思っていたのに……。

中根が仕事で別の部屋にいっている間にきいた。

「ねえ、こちらの世界では聖母マリア様が十字架にかかったの?」

「そうよ、聖父イエス様が、十字架にかかったマリア様の遺体を抱いている姿は、もっとも美しい人間愛と言われているのよ」

「聖父イエス様?」





閑話休題

キリスト教は、男尊女卑だ!

そう訴える人たちがいますね。

まあ、このことも、明日にでも

書こうと思います。

東京にも雪が積もっています。

寒いです。









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