磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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坂本龍馬 物語と史蹟をたずねて

2006年03月14日 | 読書日記など
『坂本龍馬 物語と史蹟をたずねて』
   八尋舜石・著/成美堂出版1974年、1989年29刷

坂本龍馬の本なので、手にしました。
29刷まであった本だけあって、面白かったです。



龍馬は我慢づよいこどもだったと評する人もいました。

乙女さんは、かなり個性的ですね。下「」引用。

「三女乙女(おとめ)。「とめ」と読むのが正しいのかもしれぬ。天保三年(一八三二)の生まれで、龍馬よりも三つ年長の姉だ。“坂本のお仁王さん”とあだ名された。身長五尺八寸(約一七五cm)、体重三十貫(約一一三kg)もあったので、腰ひもは八尺、着物は一反ではたりなかった。あばたで近眼、髪がうすいので江戸から鬘(かつら)をとりよせてかぶったりした。」


伝説では、明智氏の末裔であったという。

坂本家は金持ちで、藩の家老福岡家の当主がやって
くるほどだったという。藩の家老というのは、
今でいう副知事さんくらいでしょうか?


龍馬は北辰(ほくしん)一刀流中目録免許を得ていたという。

ジョン万次郎のことも書いてありました。
【フォト】ジョン万次郎を訪ねて

龍馬は漢文を句点も返り点もなしの棒読みだったという。
中国人みたいな読み方?

龍馬は観念語だけの内容のない文章が
好きじゃなかったようです。

平井かほという女性に男装させたことが謎だという。
龍馬は何を考えていたのだろうか?

勝との出会いは、松平春嶽の紹介であったようだ。
春嶽は当時幕府の総裁職だったけれど、
龍馬と面会した特異な人だったようだ。

龍馬は薩摩の世話になるが、薩摩も薩英戦争で困っていたので、
いい話だったようである。
これを考えたのは、勝海舟のようです。

亀山社中遺構

吉井勇の祖父は薩摩の人で、吉井幸輔(よしいこうすけ)といったそうだ。
吉井勇は祗園関係で有名な歌人です。
でも、あまり祗園関係の本は出しておられないようですね。


龍馬結成の「亀山社中」跡閉館 展示物仮設小屋へ 長崎




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
奇しくも (雨漏り書斎)
2006-03-14 22:58:11
土佐繋がりですねwww



この本は、新刊書店に並んでいるんでしょうか?
返信する
ぼくは図書館でかりました。(-_-;) (鱧男)
2006-03-15 20:10:04
まだ売られているみたいですよ。



おもしろいですし、史蹟の案内があるので、

旅行好きの方にもいいような気がしますが、

かなり古いですね。



高知では桜の花も咲いたようですよ。

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