磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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進歩と革命の思想 日本編 新日本選書44

2010年01月16日 | 読書日記など
『進歩と革命の思想 日本編 新日本選書44』
   松島栄一・編/新日本出版社1978年

いろいろな人のことが取上げられている……。



■目 次■
序にかえて 松島栄一  4
安藤昌益 高田求  11
大塩平八郎 岩井忠熊  33
高野長英 西口克己  53
吉田松陰 芝原拓自  73
幕末の動乱と坂本竜馬 松島栄一  95
福沢諭吉 遠山茂樹  113
中江兆民 福田静夫  131
植木枝盛 大江志乃夫  151
内村鑑三 藤谷俊雄  171
明治の社会主義思想 藤井松一  191
片山潜 塩田庄兵衛  211
堺利彦 犬丸義一  231
大山郁夫 梅田欽治  253


安藤昌益は空想的共産主義者だという……。下「」引用。

「スケール壮大な空想的共産主義者であり、また唯物論的・弁証法的世界観の先駆的思想家である」

その書物は大震災で焼ける……。下「」引用。

「百一巻九十三冊におよぶ昌益の主著稿本『自然真営道』はコピーがとらられないうちに関東大震災でそのかなりの部分が灰となった。しかし残存している十五巻十五冊-略-」

松下村塾の教科書……。下「」引用。

「米をひき草をとり、また大工仕事のまにまに教える教科書も、「論語徴集」や「十八史略」、また「古事記伝」や「大日本史」といったたぐいであって、いずれも初歩的でとりたてて格別のものではない。むしろ松陰の教育の真髄は、購読や労働をつうじての“憂国”の熱情、“現状打破”への使命感、“至忠至誠”の精神の、全人格をあげての注入であり、対外劣勢挽回・国威振興のための不撓不屈の闘志の育成であったいえよう。」

のちの自由民権運動。下「」引用。

「事実、たくさんの人々が、龍馬の思想のあとを踏んでゆく。政治的感覚のなかで、民主主義を理解していた龍馬の思想は、のちの自由民権運動にまでつづく基盤をおいた、といえるであろう。」

中江兆民は喉頭ガンだったという。
中江兆民が龍馬を知ったのは長崎留学中だったという。









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